塚崎の大楠(鹿児島県肝付町)
鹿児島巨木ツアー
九州は巨木の宝庫です。
樹木は太陽と水に恵まれた場所で、
より長く、より強く
生きるのでしょう。
中でも鹿児島県には、
日本一の巨木である
蒲生八幡神社のクスがありますし
縄文杉で有名な屋久島の杉も
代表的な巨木の一つです。
しかし鹿児島県はそれ以外にも
多くの巨木を擁しています。
そして、
そんな巨木が集中して生息しているのが、
今回、旅の一日目で巡る、大隅半島です。
そこで僕は、この日を
「鹿児島巨木ツアー」
と命名し、旅行ツアーの
添乗員兼お客(笑)として
大いに楽しんできました。
塚崎の大楠へ
身も心も癒されまくった僕たちは、
次なる目的地、塚崎の大楠を目指します。
ここで一つ、
「クス」「楠」「樟」と
どれも「くす」と読みますが、
この中のどの文字を使うかは原則として
「現地の案内板に多く書かれている文字」
としています。
ですから同じ「くす」なのに
漢字だったりカタカナだったり
するというわけなのです。
「くす」って、奥が深いですね〜(笑)
そして、塚崎の大楠は、
国指定史跡、塚崎古墳群の中の古墳の
一つに生息しています。
この一帯は古墳群です。
43基もの古墳があります。
大楠と塚崎古墳群を
見学する人の駐車場で、
僕たちもここを利用しました。
駐車場から徒歩10秒ほどで、
塚崎の大楠入口があります。
車が入れないように
竹で冊が造られていて、
ここから入っていくと
間もなくこんな光景が広がります。
大楠だ〜!
これは、大きい!
塚崎古墳の第一号墳の上に
そびえ立っています。
動画はこちら。
いや〜素晴らしい巨木ですね!
来て良かった〜。
案内もしっかりとあります。
大きな空洞が口に見え、
何かを語りかけてくるような、
そんな気持ちにもなりました。
大楠がある場所は
大塚神社の境内になっています。
神社のご由緒はわかりませんが、
大楠が先で、神社が後ではないかと
推測します。
ここでツーショットも完了。
大楠のすぐそばまで近寄れるので、
そこへ行ってみました。
大きな口(笑)
僕が子供だったら
この中に基地を作って
一晩明かしてしまうかも(笑)
木の幹は年代をかんじさせます。
そして、木の向こうには、
社殿?祠?があります。
何故か大楠にお尻を向けて
参拝するようになっています。
御祭神が大楠ではないのでしょうか?
今もって謎のままですが、
素晴らしい巨木に出逢えたことに
感謝して参拝しました。