大島交流館(福岡県宗像市)

 

非効率的な旅にも意味がある?

沖津宮遥拝所のブログでも

書きましたが、

大島の見所を効率的に巡るなら

レンタカーが一番です。

フェリーターミナル近くの中津宮以外は、

車で目的地近くまで行けば

4時間ほどでおおよそは網羅出来ます。

しかし、僕たちは予算が無いので、

仕方がなく(笑)

非効率的ながらも徒歩とバスでの

大島巡りをしました。

しかし、今思えば

これで良かったと思っています。

それは、時間効率は悪く、

行きたかったけれど

行けなかったところも

幾つかあったとは言え、

歩いていればこそ出会えるものも多く、

また、バスを使ったことで、

運転手さんとの会話も出来、

大島のことをよりいっそう知る事と

なったのです。

ただ、少し予算があるならば、

次回はレンタカーがいいかな(笑)

バス停へ

大島灯台から砲台跡のバス停に戻る道は、

往路で使った遊歩道か、

それとも車道かのどちらかになります。

もちろん僕たちが選んだのは「車道」(笑)

蜘蛛の巣ダンジョンの遊歩道体験

一度味わえばお腹いっぱいですからね。

途中見つけたお地蔵様。

この先の森で

「ガサガサ!」とう音に振り向いたら

何と「ウリ坊」が

走っていくではありませんか。

「イノシシ注意」という言葉を

小さなウリ坊で実体験出来たのは

ある意味ラッキーだったかも(笑)

そして、砲台跡までは、

まだ20分はかかると思っていたら

妻が途中でバスを発見!

車道経由にしたのが幸いして、

ここは「御嶽山入口」のバス停で、

たまたま僕たちが乗る一つ前のバスが

ここに停まっていたのでした。

車道を使って良かった~~

バスはまたもや僕たちの貸し切りで、

女性の運転手さんはマイク、

そのすぐ後ろに乗っている

僕たちは生声で会話(笑)

「大島はイノシシの宝庫で、島内には

イノシシを捉える罠がたくさんありますよ」

という話を聞いて、窓から外を見ると、

何個もの罠を発見!(汗)

ウリ坊との遭遇だけですんだのは

奇跡だった?かも知れないと安堵(笑)

大島交流館

8分間のバスの旅、

運転手さんの即興観光案内もあって、

あっという間に大島交流館に到着。

大島交流館のバス停と

大島交流館全景。

目の前は夏は海水浴場にもなる海で、

この後に行く、

「夢の小夜島」も見えています。

入口。

「水着での入館はお断りしています」

そりゃそうでしょ~

ビキニ姿のお姉様なんか入って来られたら

オジサマ方(僕も含め)の視線は

展示物には全くいきませんから(笑)

ここでも迎えてくれたのは人形たち。

最近流行りの灯火用竹細工。

大島交流館は、

一階では映像を使っての大島の紹介、

二階がパネル展示コーナーになっています。

館内2階は撮影OK。

ここの展示で、

僕が一番気に入ったのが、

この「大島図」です。

これには、「筑前国続風土記附録」

寛政9年(1797年)、

平岡家所蔵との説明があります。

この図に描かれた中津宮を見ると、

現在の織女神社は、牽牛社となっていて、

今の牽牛神社は「七夕社」と

書かれています。

何らかの意図があったのか、

いつの間にか変わったのか、

興味が湧いてきます。

宗像三女神の降臨。

中津宮の案内。

御嶽山山頂に祭祀遺跡があり

ここが中津宮の発祥で、

その後麓に社殿が建てられたそうです。

遥拝所の説明。

明治初期の図絵を見ると、

敷地内には遙拝所だけでなく

いろんな建物が

あったのがわかりますね。

人が常駐していたのでしょうか。

沖ノ島の禁忌についての案内。

七夕伝説。

後ほど、訪問予定の

安昌院と安倍宗任の墓と

大島城の案内。

最後に見たのは、このパネル。

中津宮の鳥居から見た朝日。

そして、注目なのが、

下に紹介されている

「北斗の水汲み」です。

大島の対岸である岡垣町の

「北斗の水くみ公園」から大島を見ると

島のすぐ上空に北斗七星が見られるという

何ともロマンチックなもの。

この日、帰りがけに行ってみたいとは

思っていたのですが、大島で消耗した

体力と気力はその計画を阻むには、

たやすいものでした(汗)

 

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