2017/12/27

鮭神社(さけじんじゃ)(福岡県嘉麻市)

 

ずっと行ってみたかった所

行ってみたいけど、なかなか行く機会が無いとか

遠くて簡単には行けないとか、理由は色々あるでしょうが、

人には「いつかは行きたい」という場所があると思います。

妻の行ってみたいは福井市に鎮座する「福井縣護国神社」でした。

それは5月に実現し素晴らしい思い出となっています。

ブログにはまだ書けていませんが、福井県、いいですよ〜!

そんな行ってみたいところの一つに鮭神社がありました。

テレビで「昔は鮭が上って来ていたがそれが途絶え

その後、稚魚を放流したらまた少し鮭が来るようになった。

鮭神社では鮭の神事も行なわれている。」

鮭と言えば北海道ですが、

福岡の山の中に鮭が来るなんてどんなところだろうという

興味が湧き出てきたのです(笑)

鮭神社へ

益富城から車で10分ほどで鮭神社があります。

ここはお城の遺構や関連した建物ではありませんが、

ずっと以前から参拝したい神社でした。

行きたい理由はこの近くの川に「鮭が産卵に来る」というものです!

道路近くの一の鳥居

境内前の二の鳥居。

「鮭神社」の文字が燦然と輝いています!

そして、いきなりの巨木が。

ここの巨木は調べていなかったので、いっそうの感動です。

夫婦楠(めおとくす)

樹齢700年には納得です。

根っこは同じで幹が二つ。

まさに夫婦ですね。

幹の上部も枝振りがカッコいいです。

巨木に見とれてなかなか拝殿にたどり着けません(笑)

阿形の狛犬。

吽形の狛犬。

そしてようやく拝殿へ。

オープンタイプの拝殿で涼やかに参拝完了。

拝殿には「鮭大明神」の扁額があって、もう頭の中は鮭一色。

拝殿の中も鮭のオンパレードです。

魚拓もあれば彫り物もあるしバラエティーに富んでいますね!

鮭にまつわるものがあり過ぎて写真ではその一部しかお見せ出来ません。

拝殿の横には御由緒がかなり詳しく書いてありました。

これがかなり難しい言葉で書かれていて、

読むだけでも大変、理解するのはもっと大変、僕の頭では(笑)

普通の人ならきっと大丈夫です!?

しかし、内容は実に凄いもので、僕の神話の世界アンテナに反応し過ぎて

折れ曲がるほどのものでしたので、頑張って読みました(笑)

そのまま書くとわかりにくいので、

ここでは僕なりのウルトラアレンジで書きます(笑)

御祭神は次の三柱(柱は神様を数える単位)です。

1:彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)

2:鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)

3:豊玉姫命(とよたまひめのみこと)

この三柱の関係をここで少しだけ。

彦様は通称山幸彦(やまさちひこ)と言われ

兄の海幸彦(うみさちひこ)の釣り針を失くし許して貰えず

海の底まで探しにいった時、海の神様の娘の豊様と結ばれ

二人の間にめでたく子供を授りました。

その子供がウガ様です。

そしてみんな仲良く幸せに暮らしましたとさ!

….とは行きませんでした。

豊様は自分が子供を産む姿を見ないでと彦様にお願いしていたにも関わらず

彦様は覗いてしまいました(汗)

あ〜やっちまった〜!

そこには龍の姿ともワニ(鮫)の姿とも言われている豊様がいました!

そう、豊様は海の神様だから本来の姿は人間ではなかったのです!

それを見られた豊様はブチ切れて子供を置いて海の中に帰り

二度と陸との行き来が出来なくしてしまいました。

見たらダメ!と言われると見たくなるのが人間の性(さが)

神様でも同じ性を持っているとは好感度アップですね(笑)

しかし、

これでいいのだ〜!

何でかというとこの後、ウガ様は育ての親である豊様の妹の

タマヨリ姫と結婚して日本神話の立役者「神武天皇」を産んでいるからです。

もし覗き見しなかったら、神話が続かないし

神武天皇も生まれていなければ、その子孫である今の天皇陛下も存在しないし

もっと言えば日本国の歴史が始まらなかったからで、

この彦様の「覗き見」は称えるべき覗き見として

ユネスコの世界遺産や無形文化財に指定されても誰も文句は言えないものだと

僕は強く言いたい!

その神武天皇は東征(奈良県周辺を制圧し国を作る戦いの旅)の折、

遠賀川河口近くの岡湊宮に滞在しました。

写真は以前僕たちが参拝した時に撮影した岡湊宮で、

近くには神武天皇社という神社もあります。

その写真はこちら…

神武天皇は岡湊宮に行く途中、この鮭神社のあたりにも来ていて

高木の神を近くの岩岳尾上に祭ったそうです。

そして、鮭が「神使」としてやってくるのは、

豊様が我が子ウガ様を愛おしく思い、

鮭を我が子への使いとして遣わされるとも言われています。

鮭神社、すごい御由緒ですね!

鮭の石碑

境内社の愛宕神社。

境内社群。

妻は鮭のポーズ(笑)でツーショット。

鮭神社は鮭が海から上ってくるという壮大なストーリーと

神話との大きな関わり、そして夫婦クスという御神木という

三拍子揃った素晴らしい神社でした。

今日の癒し

鮭塚

鮭を埋める古い塚が境内の真ん中あたりにありました。

塚の石だけでなく、案内板までが一緒に結界(注連縄が巻かれている)になっている姿に

思わず癒されました!

なんか石が案内板を抱きかかえているようですね。

 

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