千光寺(せんこうじ)(広島県尾道市)前編

 

尾道を一望出来る場所

尾道には観光や映画、

アニメの聖地になる要素が

これでもかと言うくらい揃っています。

そして、そのスポットを一望出来る

「ある程度高く、簡単に登れる山」も

セットであります。

その場所とは、

北海道函館市で言えば、函館山のような

長崎県長崎市で言えば

稲佐山のような存在である

大宝山(たいほうざん)です。

中心に千光寺があり、周辺は

広大な千光寺公園となっていて、

展望スポットなど

多くのみどころがあるのも特徴です。

千光寺へ

千光寺へのルートは二つ。

一つは歩いて行くルートと

もう一つはロープウェイです。

尾道は全てが「見どころ」とも言える、

世にも珍しい?町なので、

「歩く」を取り入れないと

良い所を見逃しまくって

大損する(笑)のです。

という訳で僕たちが選んだのは、

行きはロープウェイ、

帰りは歩きルートでした。

山を下る方が登るよりも楽チンだしね(笑)

眼下には艮(うしとら)神社を見ながら

ロープウェイは進みます。

艮神社の神様ごめんなさい!

頭上を通りますが、

決して僕に悪意はありません!

出来れば通りたくなかったし、

ロープウェイが悪いのです!(笑)

そんな思いもほんの束の間、

眼下には息を飲む光景が

展開されまくります。

千光寺の本堂が見えて来ました!

こんな位置から見る事が出来るのは、

贅沢なことで、ロープウェイ様々です(笑)

千光寺の本堂と尾道の町並みも

本当に素晴らしいです!

尾道水道と呼ばれる

狭い瀬戸内海の対岸は向島(むかいしま)。

そう、こんな近くでも島なんです…よ!

右の大きな石は平成15年から

登れるようになった「くさり山」

文字通りここに登るのは

鎖を伝っていきます。

山頂の駅に到着。

ロープウェイを降りても

興奮は続きます(笑)

山頂の駅から見た尾道も素晴らしいもので、

尾道大橋、新尾道大橋も見え、

壮大なパノラマが広がっていますね!

この駅の手すりには

「ピンクのハート」が装飾されていて、

縁結びスポットでもあるのかと

思っていたら…

ありました〜!!

 

 

全国有名観光地には必ずある?

「恋人の聖地」。

ブライダル業界の重鎮(じゅうちん)、

ウェディングドレスデザイナー

桂由美(かつらゆみ)認定です。

余談ですが僕は以前、東京で、

桂由美と握手したことがあります(笑)

恋人の聖地の前には展望台があったので、

まずはここに上ってみました。

階段に貼ってあった写真。

「ヒルナンデス」のロケで、

オリエンタルラジオが来ていました!

展望台から尾道大橋方面の眺め。

向島方面の眺め。

右側は尾道市美術館。

マップを見ると、

千光寺公園には見どころがたくさんあり、

千光寺にお参りする前に

そちらから巡ることにしました。

こちらは広域図。

通常見る地図は北が上ですが、それとは逆に

尾道から見たしまなみ海道なので、

南が上になっていて

見る方向で、イメージも変わるんだと

ちょっと新しい発見があった案内図でした。

千光寺公園の散策は

「猫の小道」からスタートです。

尾道の街角ではよく猫を見かけます。

やはり、

猫の町だからネコ推しなのでしょう。

ハート形の石には

「恋会門駅長の恋敵あっくん」と

書かれています。

ネットで調べたら恋会門は

「こいえもん」と読み、

ロープウェイ山頂駅の、駅長さんでした。

恋敵「あっくん」

僕たち夫婦の次男のあだ名も「あっくん」。

なんだか不思議なご縁を

感じた瞬間です(笑)

行き先案内版乱立の図(笑)

いったいどこを目指せばいいのか

迷ってしまいますね!

有名画家の写生地。

その場所は「白いじゅうたんの丘」と

名付けられていました。

案内を要約すると

「季節によって、除虫菊(じょちゅうぎく)

の白い花がこの丘を埋め尽くし、

その除虫菊を使い

渦巻き型の蚊取り線香を発明した

上山英一郎はKINCHO(金鳥)の商標で

有名な

大日本除虫菊株式会社の創始者である。」

へ〜「金鳥の夏、日本の夏」の

あの金鳥の正式名称は

「大日本除虫菊株式会社」っていうんだ〜!

知らなかった〜(笑)

Wikipedia先生によると

創業の精神を忘れないために

名前はずっと大日本除虫菊の

ままだそうです。

こちらも有名画家写生地。

千光寺第二の巨石で、

鼓岩(つづみいわ)と呼ばれ、

岩を小槌でたたくと鼓のように

ポンポンと音がすることから

別名「ポンポン岩」とも言われています。

公園の地図には「ポンポン岩」の名称が

使われています。

現代にはポンポンの方が

分かりやすいですね。

大阪城築城の時、

この石を切り出そうとした跡です。

結局大阪に運ばれることは

なかったこの石の運命は

こんな観光地として多くの人を楽しませる

輝く人生だったのです。

生き物でも自然物でも、その運命は紙一重、

僕の人生も紙一重で、今こうして

元気に楽しく暮らしていられるのでしょう。

あの時…ああなっていたら…(汗)

そんな場面の連続が今の僕ですから(笑)

岩を叩く妻の手(笑)

確かにポンポンと鼓のような音でした。

横綱「陣幕久五郎」の手形が

彫ってあったので、僕の手を合わせたら、

指の関節一つ以上も違う、

はるかに巨大な手でした!

こんな色々な見どころを巡って着いたのが

千光寺の裏手(だと思う)門。

やっと(笑)ここから千光寺に参ります!

今日の癒し

ソフトクリーム屋さんの

人形に癒されました。

まるで、狛犬のように

看板を守って?います。

阿吽の呼吸ではなく

舌出しはお揃いですね(笑)

 

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