2017/12/28
瀬戸内海クルーズ旅
一年に2日だけ参拝出来る神社
毎年8月4日、5日、
大祭の二日間だけ橋が架けられ、
島にある本殿に参拝出来る神社がある…
そんな情報を得たのは、
僕が会社を倒産させ自己破産後、
仕事もせず家でブラブラしていた
去年の初夏でした。
まあ、プラプラしていたからこそ
見つけた情報かも知れませんが(笑)
そして、その神社の大祭に合わせ
一年に2日だけ営業する
JR四国の駅のことも合わせて知ったのです。
神社の名前は「津嶋神社」
JRの駅の名前は「津島ノ宮」
「しま」の字が違うよ〜っと
思われるかも知れませんが、
神社の「嶋」と駅の「島」は、
違う「しま」なのです。
こんな違いは鹿嶋市(茨城県)と
同市内に鎮座する
鹿島神宮にもあります。何でだろう?(笑)
話しがそれてしまいましたが、
津嶋神社に行きたくて、
計画したのが今回の四国旅行です。
一筆書き
一泊二日という限られた時間の中で、
お金をどれだけ抑えて、
内容を濃く出来るか(笑)
考えた末にたどり着いた結論は、
「一筆書きに近いルートを選び
多くの景色を見る」こと。
もちろん完全な一筆書きをすると
お金も時間もかかるので、
決めたルートは次の通りです。
古賀(福岡県)〜徳山間は、
往復同じルートとし、
行きは徳山から柳井港へ行き
そこからフェリーで愛媛へ渡り
帰りは香川から瀬戸大橋を通り
岡山経由というもの。
使うJRの切符は、
JR西日本おとなびWEB早得
+青春18きっぷ。
おとなびWEB早得きっぷ
50歳以上限定ですが、
かなり安く新幹線こだま号に乗れます。
小倉〜徳山が一人2,190円、
三原〜小倉が一人3,650円。
JR西日本のこだま指定席きっぷだと、
それぞれ3,800円、5,900円
なので、大幅に安いのです。
この時ばかりは、
「あ〜若くなくて本当に良かった!」
なんて思ったりします(笑)
こちらは青春18きっぷ
二日目は、今治から岡山までと
小倉から古賀までは
これを使用。一人一日あたり2,370円。
一日目の古賀〜小倉、徳山〜柳井港は
実費です(これが最安値なので)
フェリーと四国でのレンタカー代も含め
四国旅行にかかった交通費は
一人14,000円ほど。
しかし思い出はプライスレス(笑)
古賀駅出発は5:09の始発
小倉からは新幹線こだま号で徳山へ。
徳山駅で山陽本線との乗り換え時間は
6分と短いので、
前もって新幹線の車内で
徳山〜柳井港の切符を買っておきます。
無事、7:52発の列車に乗り換え完了。
8:32柳井港駅に到着。
クルーズ船(フェリーとも言う)
乗り場は駅のすぐそば。
柳井駅から柳井港は徒歩5分くらいです。
真新しくて気持ち良い
フェリーターミナルから出発。
僕たちが四国クルージングする
豪華(多分)フェリー
「おれんじまーきゅりー」号
夏休み期間とはいえ平日なので、
船内はこんなに空いていました。
僕と妻で豪華クルーズ船を
チャーターしたという妄想(いや現実)を
楽しむには十分過ぎる設定です(笑)
豪華客船にふさわしく屋上には
プールも完備?
水が入っていないな〜。
しかし後にこのプールには
異変が起きますのでお楽しみに(笑)
クルージング開始!
青空が綺麗な瀬戸内海、
どんな景色が待っているのか
ワクワクし過ぎて
僕はほとんど室内には入らず、
展望デッキや甲板を
ウロウロしっぱなし(笑)
防波堤の灯台は白ではなくオレンジ。
海とはいえ、穏やかな瀬戸内海を
船はひたすら四国を目指します。
向こうに大島大橋が見えて来ました。
海の真ん中にある灯台。
う〜ん絵になる〜!
船は大島大橋にさしかかります。
向こう側の島が大島です。
橋の真下を通過。
大島大橋通過後2階のデッキからの景色で
クルージング気分はさらにアップ
航跡を見るだけでも楽し過ぎます!
カメラを向けると妻も
はしゃいでいますくれました(笑)
瀬戸内の島々と空、雲。
素晴らしい景色がたまりません!
ここでも妻はくつろいで
いましたくれました。
実はこのとき妻の右足は歩くのが
困難なほど痛みに襲われていたのです…
ずっと航跡を見ているのって
贅沢な時間ですね!
左舷のデッキからの景色。
瀬戸内海にはいったい
どれほどの島があるのでしょうか。
日の丸と航跡。
日の丸ってなんだかテンションが
上がりますよね。
そして、屋上のデッキに行ってみると
ビックリな光景が。
プールに水が入っている!!
やっぱりこのプールは現役だったんだ〜っと
妙に納得(笑)
小さな舟と遭遇。
写真映えするので、良かった、
ありがとう小舟!
クルーズ船は、
かなり島に近付くこともあります。
航跡の向こうにも島。
船の出入り口付近のデッキからの眺め。
四国から柳井港に向かう船との遭遇。
折れ線グラフのように見えた島(笑)
写真には撮れませんでしたが、
上空を海上自衛隊のUS2(飛行艇)が
飛び去って行くのを目撃しました。
あ〜辛坊治郎は荒波で強風の中
これに救助されたんだな〜
日本にUS2があって本当に良かったな〜
なんて思っているうちに船は港近くへ。
あっという間の2時間35分の
瀬戸内クルージングも残りわずか。
松山市の三津浜港に到着。
船に乗ったというだけで、
こんなに書く事(写真?)があるんて、
やっぱり瀬戸内海クルーズは
最高に素敵な時間であり、癒しでした!