下関市立美術館(山口県下関市)

 

高感度アンテナ

ひと月ほど前、

前回行った山口の旅の帰りがけ、

新下関駅でうろついていた妻が

一枚のポスターを見つけ、

僕に教えてくれました。

それが、こちらです。

「お~住吉神社の御本殿じゃないか!」

「へ~寄進650年特別記念展か~!」

「やっぱり檜皮葺かっこいいわ~」

僕の心の声はもう叫びまくり(笑)

これは行くしかないと出かけたのが

今回の旅でした。

貴重な記念展を

高感度アンテナで(笑)

察知してくれた妻に感謝です。

下関市立美術館へ

高速道路を使い、

自宅から車で約1時間、

下関市美術館に到着、

まずは美術館界隈を

少し歩いてみます。

美術館前の陸橋から見た海側の景色。

以前あった下関水族館は、

巨大なシロナガスクジラが目印。

廃館されて20年ほど経っても

今なお櫛崎城跡

そのまま残されているのは、

かつて捕鯨基地だった

下関市のシンボルだからでしょうか。

クジラと反対側に美術館はあります。

エントランス。

奥へ。

あれは・・・

足の一部でしかつながっていないのに、

なんで壊れないのかな?

これをシンボルに選定した人、

かなりのセンスですね!

既に僕の頭には、

美術館のイメージ像になっていますから!

彫刻の題名は、

「人とペガサス」

素人にも分かりやすい名前です(笑)

専用の見学スポットを見つけたので、

ここからも撮ってみました。

大迫力(笑)

そして、美術館へ。

「海峡」と名付けられた彫刻。

美術館の前庭には、

いくつもの彫刻がありますが、

そこまで興味が無い僕たちは、

ほんの一部だけを鑑賞。

「祭」と題された彫刻。

神輿みたい?

美術館前のメイン彫刻。

「夏の海」

反対から見ると、

芸が細かいのですよ!

貝殻が飛び出ています。

住吉神社の展示へ。

美術館に入り、

入館料を支払おうとした時、

受付の方から

「住吉神社展だけなら無料です」

そう言われました。

入館料も不要とは、なんだか

悪い気がしてしまいますが、

目的は「住吉神社」なので、

正直に「住吉神社展だけです」

そう答えてしまいました(笑)

そして、正面の特別記念展へ。

パンフレット表側。

写真、奥側に見えるのが、

650年前の1370年、

大内弘世によって建てられた本殿、

手前は、1539年、

毛利元就の寄進である拝殿。

特別展内での写真撮影は

OKだったのですが、

ネットに掲載する許可は

いただいておりませんので、

当ブログには、

誰でも自由にダウンロードが出来る

パンフレットのみ画像を使いました。

パンフレット裏側。

数多くある展示物の中で、

最も注目したのが、

先日参拝した長門市の

大寧寺(たいねいじ)

「木造住吉大明神像」が

安置されているという事です。

大寧寺は、「大寧寺の変」と呼ばれる、

家臣の謀反で滅びた

大内義隆終焉の地でもあり

そのお墓もあるお寺です。

そして、そこから

木造住吉大明神像が運ばれ、

ここに展示されていたのには驚きました。

大寧寺に参拝したときは、

住吉神社との関係など

全く思いも寄らないことだったのに、

特別展お陰で、色々と、

知識の幅が広がって楽しい限りです。

 

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