住吉大社(2017年春旅)(大阪府)後編

 

日本三大住吉

日本三大稲荷は

京都の伏見稲荷大社以外

あとの二社は、

多くの色んな組み合わせがあり、

確たる三大稲荷はありませんが、

日本三大住吉は、

ここ大阪の住吉大社、

山口県下関市の住吉神社、

福岡県福岡市の住吉神社、

この三社で確定しているようです。

また、大阪と山口の社殿は国宝で、

福岡も国指定重要文化財となっていて、

戦災もくぐり抜けた

貴重な文化財でもある三社なのです。

僕は、福岡、山口の住吉神社には

過去何度も参拝していますが、

大阪は初めてで、

遂にここに来たかという

感慨深いものがありました。

本殿へ

楼門の前には、

「国宝 本殿四棟」の石碑が。

四柱の神様にそれぞれの

本殿と拝殿があるのが、

ここ住吉大社の特徴です。

なので、四棟となっています。

「幸壽門」

何と読むのか不明ですが、

こうじゅもん?でしょうか、

いずれにしても

「しあわせ、ことほぐ、」

ですからめでたい名前ですね。

楼門をくぐると本殿が四棟もある

圧巻の風景が目に飛び込んできます。

この4つの本殿の配置はこんな感じです。

■1

■2

■3 ■4

ーー楼門ーー

それにしても同じ敷地内に

同じ大きな規模の本殿、拝殿が

4つも整然と並んでいるなんて、

初めての体験です。

まずは、第一本宮へ参拝。

ここの御祭神は、

底筒男命(そこつつのおのみこと)

拝殿の奥には白い幕があって、

ここからは見えませんが、

その向こうには金扉があります。

(住吉大社のサイトに写真掲載)

 

拝殿斜め横から。

住吉造の本殿。

 

第一本宮から直線上並んで、

第二本宮があります。

御祭神は中筒男命(なかつつのおのみこと)

参拝。

一番楼門近くにあるのが、

右の第三本宮と、左の第四本宮です。

第四本宮の真横から撮影。

第三本宮(右)、第四本宮(左)を

本殿裏から撮影。

ここから見ると屋根のてっぺんにある

千木(ちぎ)の先端部分の形の違いが

良くわかります。

右の第三本宮は

男性神を祀った本殿に多い、

外削ぎで、

表筒男命(うわつつのおのみこと)

という男性神が御祭神です。

左の第四本宮は

女性神を祀った本殿に多い、

内削ぎとなっていて、

神功皇后(じんぐうこうごう)という

女性神が御祭神となっています。

第三本宮に参拝。

こちらも白布の向こうには、

金扉があるのでしょうね。

第四本宮に参拝。

中の作りは、他の三社と同じです。

第一本宮前でツーショット。

御朱印もいただき、参拝は完了

境内社へ

住吉大社に参拝したら

ここには行きたいと思っていた

境内社の「楠珺(なんくん)社」。

楠の巨木もあって、

是非と思っていたら..

悲しいお知らせが…

ここから先に行く「門」が、

午後四時で閉まるとは(泣)

残念だけどすき間から写真を撮影。

しかし楠珺社は、

突き当たりを右に折れた

場所にあるので、全く見られず。

これはきっと住吉の神様が、

また来なさいと僕を

招いてくれているに違いありません。

「招き猫の楠珺社」

と書いてあるし(笑)

御神木

境内には何本もの

御神木が立っています。

こちらは反橋と楼門の間の御神木です。

主幹は無くなっていいて、

根元は枯れ木のようですが、

若い枝葉が生えていて、

生命力を感じさせてくれる

僕が見た中では、

一番気に入っている御神木です。

周囲に絵馬を飾る枠の中に

そびえ立つ御神木。

クスノキだったかな?(笑)

巨大なかいづかいぶき。

僕が小学生のころ

自宅の庭に5〜6本の

かいづかいぶきを

塀のかわりにしていて、

高さは2〜3mくらいでした。

その、かいづかいぶきが

ここまで大きくなるとは、

縁日の金魚が鯉と同じ

大きさになるのや

小さなモルモットが、

うさぎ位になるのを知った時ほどの

驚きと言ったら大袈裟か?(笑)

今日の癒し

その1 井戸

古い井戸なのでしょうが、

まるで御社殿のように屋根があり、

しかも「神井」の神額まであるとは、

素晴らしいものです。

これには癒されますね!

その2 撫でうさぎ

卯年、卯月、卯日の住吉大社。

それにちなんだ神使である

翡翠の「うさぎ」に癒されました。

神使と書いて

「おつかい」と読んでいます。

五体を撫でれば、

良い事ずくしなはず!

 

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