高塚愛宕地蔵尊(大分県日田市)後編
行基菩薩の御心
高塚愛宕地蔵尊を巡って思ったのは、
境内の随所で、
優しい気持ちが感じられる事。
具体的に何とは言い難いものですが、
やはり「参拝者への思い」なのでしょう。
そして、その優しさの具体例を
見つけました(笑)
高塚愛宕地蔵尊のサイトを見ると
電話番号が
フリーダイヤルになっているのです!
神社仏閣でのフリーダイヤルは、
初めて見たでしょう。
人件費と通信費削減で、
メールやSNSでの対応が主流になり
電話での受付が縮小してきたこの時代に、
電話料金無料で、
直接問い合わせが出来るなんて、
かなり貴重ではありませんか。
しかも
朝8時~夕方5時までですから
素晴らしいとしか言いようがありません。
生前から「行基菩薩」と呼ばれ、
東大寺の大仏建立の勧進となり、
一般民衆を救い、慕われた
高塚愛宕地蔵尊の開祖である
行基さんの施しの御心が、
今もここに生きている気がします。
拝殿・神殿の裏側へ
御社殿で参拝後は、
いくつものイベントへ。
拝殿(右)と神殿(本殿)の裏側には
それぞれのご利益スポットがあります。
拝殿裏側の「恵み玉」。
これは擦るだけで、
抱えてはいけません。
拝殿裏、神殿下の「霊水」。
有り難くいただく妻。
一人ペットボトル2個までは、
持ち帰りが出来ると書かれています。
次に本殿の裏側へ。
こちらは抱えてOKな方(笑)
妻がしっかりとお参りして・・・
お地蔵様を抱えてみます。
決して盗んでいる訳ではありません(笑)
一念洞
拝殿と本殿後ろで、
かなりのご利益をいただいた僕たち、
次なる聖地、一念洞へ。
案内。
山肌には数え切れないほど
奉納されたお地蔵様があります。
この光景を妻が夢で見たことで、
高塚愛宕地蔵尊への
参拝を決めたのですから、
このお地蔵様達にはホント感謝ですね。
奉納地蔵、御社殿、大銀杏を
動画で撮影。
一念洞入口付近。
洞窟手前の水かけ地蔵。
全く人が途切れないので、
勝手にモデルにさせていただきました。
洞内へ。
ここにも奉納地蔵が
多数配置されています。
そして一念洞の最深部へ。
閻魔大王様と、
檀陀・宝珠・宝印・持地
除蓋障・日光菩薩の六地蔵たちに参拝。
閻魔様のお顔を見ると、
条件反射的に
身震いしそうになる僕。
やましい事ばかり
抱えているからかも?(笑)
一念洞の出口は社務所の前。
観光地で、見学路の終点に
お土産屋さんがあるのと
同じパターンですね(笑)
境内社など
一念洞入口から左側には、
ずらりと境内社やお地蔵様が
並んで鎮座しています。
右端の洞内入口から
左に向かって順次参拝します。
「三蔵さん」
見ざる、言わざる、聞かざる
ではなく、
よく見て、よく話し、よく聞くのが、
三蔵さんです。
以前、埼玉県、
秩父神社の本殿彫刻で見た
「お元気三猿」も同じだったこと、
思い出しました・・・
千羽鶴。
誰かが誰かの為に、
祈って作られたのでしょう。
祈りが通じますように・・・
地蔵尊。
親子地蔵。
水子地蔵。
地蔵菩薩。
弘法大師。
弘法大師と十三佛。
十三佛の案内。
あなたの干支の守り本尊。
僕たち夫婦は亥年なので、
阿弥陀如来です。
阿弥陀如来で有名なのは、
鎌倉の大仏様、
いつかは二人で
参拝してみたいものです。
天照皇大神宮。
足手観音とぼけ封じ観音菩薩。
ここまでで参拝は完了。
第二駐車場に戻って、
次なる目的地、桜滝へ出発。