2018/09/01

艦爆標的(大分県宇佐市)

 

今日は何の日

8月7日と言えば、花の日、鼻の日などを思い浮かべる方も多いでしょう。

僕にとっての8月7日と言えば昭和17年8月7日です。

この日、大東亜戦争(太平洋戦争)において、

米軍がガダルカナル島へ上陸し反攻に転じた日で、

ゼロ戦パイロットの坂井三郎がそのガ島(ガダルカナル島を略してこう呼ぶ)上空で被弾し

重傷を負って意識もうろうの中、ラバウル基地にたどり着いた日でもあります。

そんな日に書きたくなるのはやはり戦争遺跡のお話です(笑)

思わぬ出会い

昨日も書きましたが、妻は、僕が好きな事を心底好きになってくれる

言わば神様みたいな人。

「かみさん」だから「神様」という説もあるとか無いとか(笑)

その妻が車の助手席で見つけたのが、「艦爆標的はこちら」という小さな案内。

中津〜宇佐に車で向かっていた僕たち二人ですが、

すぐさまUターンして、メインの道路から細い道を海岸側に走ってみると

ありました!

堤防に掲げられた「艦爆標的」の案内文。

去年設置された看板です。

この沖合2kmのところに海軍の99式艦上爆撃機の爆弾投下訓練標的があるそう!

凄いものが残っているんだと沖合を見ると、何と潮が引いていて、

艦爆標的まで歩いて行けそうではありませんか!

遠くに小さく見えるのが艦爆標的です。

こんなにラッキーなことがあるのかと思いつつ、

早くも足は艦爆標的に向かって突き進んでいます。

しかし….

行けども行けども着かない(汗)

砂利と、海水を避けながら進む2kmは普通の道のようなスピードが出ません。

そして、ふっと頭によぎったのが、

「片道30分として、往復1時間、その間に潮は満ちて来ないのか?」

そんな恐ろしい状況。

「福岡の老年夫婦、はしゃぎ過ぎて波に飲み込まれ死亡」なんて

Yahoo!ニュースの片隅に載る可能性も否定は出来ません。

なんせ「沖合2km」と説明には書いてあったのですから(笑)

艦爆標的に触ってみたいという気持ちを抑え、

あと500mくらいのところから写真を撮って引き返しました。

これで、Yahoo!ニュースに載るのはとりあえず回避(笑)

この標的に猛スピードで急降下して、模擬爆弾を命中させたら

お酒を三升もらえたという話しもあるようです(笑)

  余談

冒頭で書いたガダルカナル島を略して「ガ島」と書きましたが、

もう一つ別名があります。

それは「餓島」(がとう)

ここでは膨大な数の日本軍兵士が餓死しているのです。

「補給」という概念が乏しかった日本軍では、

このようなことがニューギニア、ビルマほか戦闘地域の多くで起きていて、

戦死者の60%以上は「餓死」「病死」だったとも言われています。

余談をもう一つ。

この標的で訓練していた99式艦上爆撃機は通称

「99艦爆(かんばく)」と呼ばれていましたが

これに搭乗する人たちからは「99棺桶(かんおけ)」と言われていたほど

搭乗員の死亡率が高かったそうです。

戦争はあらゆる悲劇の元ですね…

この悲劇を後世の人に伝えるためにも

このような遺跡はしっかりと保存して欲しいものです。

今日の癒し

海岸で見つけた貝たち

僕が歩くと慌てて砂に潜り込んだり、地上であたふたしたり(笑)

戦争遺跡とは無関係にのどかな貝たちに癒されました。

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください