龍尾神社(静岡県掛川市)
僕の大失態(笑)
龍尾神社の「花庭園」は、
掛川市周辺の方々には、
かなり有名な花見スポットなのです。
社頭の案内版には、
「龍尾神社花庭園入口」の表示とともに
参道とは別の入り口があり、
しだれ梅や、
あじさいの花が咲き誇る季節は、
有料での入場が出来ます。
(その他の季節は無料)
花を大切に育て、
綺麗に咲かせるのは、
宮司さん達の愛があればこそでしょう。
ただし、
僕達が参拝したのは12月。
従って、花は咲いていないので、
無料にもかかわらず、
庭園には入りませんでした・・・
が、
後から知ったことですが、
実はこの花庭園からは、
掛川城天守が綺麗に見えるのです。
しかも徳川家康が、
掛川城に籠城する
今川氏真を攻めた時、
本陣となったのが、
龍尾神社だったそうで、
「家康目線」で、
掛川城を見られたのに、
見逃してしまいました。
これが「僕の大失態」です(笑)
参道
駐車場が広大過ぎて、
ここに停めていいのかな?
なんて心配になりながら、
参道へ。
相変わらず小心者夫婦です(笑)
社頭。
ここからは木々に覆われた石段で、
御社殿へ向かいます。
意外と長い石段、
お尻の筋肉が悲鳴をあげます(汗)
境内の鳥居に到着。
少し進むと、
予期せぬ物体に遭遇!
これは・・・ドラえもん!!
なんでか知りませんが、
ドラえもんに歓迎されました。
御社殿
ドラえもんに衝撃を受けながらも(笑)
さらに進みます。
拝殿へ。
賽銭箱の神紋は五瓜に唐花。
拝殿内の神額には
「龍尾山」の文字。
「龍尾山牛頭天王」と称した、
神仏習合時代を感じさせますね。
(現在の主祭神は素戔嗚尊、
櫛稲田姫尊、毒蛇気神尊です)
拝殿右横には、
重軽石(おもかるいし)があります。
自分の予想より軽ければ、
願いは叶い、
重ければ、
さらなる努力が必要といった案内です。
参拝後拝殿周辺を散策。
拝殿右側の木灯籠には、
山内一豊の家紋、
「丸に土佐柏」が刻まれています。
山内一豊と龍尾神社との関係は、
掛川生まれの二代、
忠義公の氏神(産土神)と
なったことなどから
かなり関係は深かったようで、
その忠義公は土佐(高知県)に
龍尾神社を勧請し、
掛川神社と名付け、
高知城の鬼門封じとしています。
拝殿左側にも同じ灯籠がああります。
左が本殿、右が拝殿。
本殿狛犬。(ピンボケです・・汗)
向かって右側が阿形かとおもいきや・・・
左側も阿形でした。
境内社
次に境内社へ。
稲荷神社。
参拝。
大巳貴神社。
参拝。
ここで注目したのが、
ちっちゃい狛犬です。
奥と手前に
二対の狛犬がいらっしゃいます。
ちょっとした事ですが、
宮司さんや崇敬者の方々が、
このお社を大切にされている
優しいお気持ちが、
ひしひし伝わってきますね!
御朱印など
僕達が参拝したのは、
社務所が閉まる寸前。
運良く御朱印を
無事授与いただけました。
ドラえもんと御朱印のコラボ(笑)
そして、
この和歌はいったい何かと思い
神社さんのサイトを確認すると、
「宝治二年(1248)時の地頭職
忍十郎義広が記した
『遠江国旧社詣』中に
「みなひとも ふかきねがいを
かけがわの たつのおやまの
かみのみずがき」なる歌があり、
この時すでに龍尾山に
御鎮座されていた事がわかります。」
このように書かれています。
和歌で時代が証明できるなんて、
凄いことですね!
最後にツーショットで〆。
妻はピンボケだ~(笑)