千栗八幡宮へ(令和4年春PASS旅)
乗り継ぎ時間0分
西鉄バス・電車乗り放題の
これを使った今回の旅の成否は、
ひとえに、乗り継ぎにかかっています。
そんな乗り継ぎでの最短時間は「0分」。
正確に言えば、
電車に間に合わなかったのに、
閉まったドアを開けてくれて、
間に合わせてくれた
車掌さんのお陰なのですけどね(笑)
筑陽学園前バス停へ
次なる目的地、
佐賀県みやき町の
千栗(ちりく)八幡宮を目指し、
大宰府展示館から朱雀大路を歩き、
筑陽学園前のバス停へ向かいます。
御笠川を眺めると、
いらっしゃいました!
来た時に歓迎してくれたシラサギが、
お見送りもしてくれています(笑)
朱雀大路の交差点。
ここから大宰府政庁跡側を見ると、
巨大な大野城が構築された山々が見え、
往時の大宰府をしのばせてくれます。
徒歩8分ほどで、バス停に到着。
都府楼前駅へ
少し待つと、
バスは定刻通りやってきました。
都府楼前駅のバス停までは約3分。
都府楼前駅のバス停を下り、
電車の都府楼前駅へ向かう途中、
僕たちが予定していた列車の
一つ前に来る、
久留米方面行きの普通列車が、
駅に入って停車しました。
予定通り次のに乗ればいいかと
悠長に駅の写真を撮ったその直後、
妻が、「乗れたら乗ろうよ!」
そう言ったので、
急いでホームに上がったところ
電車のドアは閉まり発車寸前・・・
しかし、目があった車掌さんに
「乗れますか?」と話すと、
ドアを開けて乗せてくれたのです!
これが冒頭に書いた
乗り換え時間「0分」の顛末です。
西鉄久留米駅へ
あきらめない気持ち、
やっぱり大切だな~と
実感しながら車内で一息。
乗り換えの二日市駅へ。
ここで普通列車とはお別れ。
車掌さん、ありがとう!
そして、
この直後、思いがけない出会いが・・
お~!!
太宰府観光列車
「旅人」(たびと)ですよ!
大伴旅人さんのお家跡(坂本八幡宮)や
「令和」の典拠となった歌が詠まれた
梅花の宴のジオラマを見たばかりだし、
めっちゃご縁を感じますね~~(笑)
しかも奥側には、
「THE RAIL KITCHEN
CHIKUGO」も停車中ですよ!
かなりレアな光景を見る事が出来、
僕のテンションは、MAX、
妻は至って冷静(笑)
旅人をドアップで撮影。
やはりコンセプトは「梅」でしょう。
この後、一つ問題が発生。
早く二日市駅に着いた事によって、
予定した特急よりも
急行が先に来る事がわかり、
どっちが久留米に早く着くかが
判断出来ないのです(汗)
結果、妻のアドバイスもあって
急行に乗ることに。
急行の入線。
筑後平野の風景。
筑後川を渡ると、
西鉄久留米駅はすぐそこです。
西鉄久留米バスセンター
予定より一つ前の電車に乗れたので、
時間の余裕が出来、
バスセンターのベンチで昼食をとる事に。
バスセンターの風景。
この時隣の椅子にいた
見知らぬ男性から
「ちょっと買い物して来るので、
荷物見ていて貰えますか?」と
日本人ならではの(笑)
お願いをされたのです。
僕が、
「佐賀行きのバスに乗るまでなら
いいですよ!」
と答えると、
「あ!そうですよね!行き先が違いました」
そう言われて、荷物を持って買い物へ・・
こんなやり取りが出来る日本って、
ホント素晴らしい国だと思った瞬間です。
僕たちの乗り場は6番。
バスは、行き先番号40の
佐賀第二合同庁舎行きです。
千栗八幡宮へ
お腹もいっぱいになり、
男性とのやりとりで、
ほっこりした所にバスが到着。
定刻に発車。
至って普通の路線バスです。
筑後川を通過中。
水天宮の本殿と
水神社が見えていますね!
これは有り難し!
バスの中から参拝完了(笑)
久留米からバスに乗ること20分、
千栗八幡宮前に到着です。