安倍宗任の墓(福岡県宗像市)
総理大臣のルーツ
Wikipediaによると
現総理大臣の「安倍」さんの
安倍という名字は、元はと言えば、
大島に眠る
安倍宗任(あべのむねとう)と
繋がる名前だと書かれています。
そんな現職総理のルーツである
安倍宗任のお墓が、
僕が住んでいる町のご近所にあるとは、
還暦になるまで全く知りませんでした。
やはり灯台下暗しですね(笑)
安倍宗任の墓へ
夢の小夜島から
歩いて5分くらいの場所に
安倍宗任の墓はあります。
ちょうどよい位の散策コースと思い
ゆっくり歩いてみます。
僕たちが大島に行った翌日は、
花火大会でした。
「小さな島の大きな「夢」花火大会」
このフレーズ、
昔のアイドル、河合奈保子のデビュー曲、
「大きな森の小さなお家」を
彷彿とさせますね(笑)
いやその前に
「大草原の小さな家」という
アメリカのドラマもあったな~。
極端に違うものを同時に並べて言うのは、
「ギャップ萌え」の一種かも?(笑)
パンフレットに紹介されていた、
「姫っこカフェ」。
ここを曲がればお墓はすぐそこ。
見えてきました。
塀に囲まれた立派なお墓です。
案内。
元はと言えば奥州出身の安倍宗任。
まさか終焉の地が九州の大島なんて、
想像もしていなかったでしょうね。
合掌。
安昌院
安倍宗任が開基したといわれる
安昌院というお寺が、
お墓のすぐ近くにあります。
お墓の前を通ってそのまま
スロープを20mもいけば
お寺の本堂があるのですが、
僕たちはいつものように
一度正面入口に戻っての参拝です。
古い石段。
お寺にはよくある「鳥居っぽい柱」。
柱には、安政四年(1857年)と
刻まれています。
門の左側には石燈籠と手水鉢。
右側には石燈籠。
これらも古い感じで、
江戸時代末期ごろのものと
推定できます。
本堂にて参拝。
赤ん坊を抱いた仏像。
「三?萬霊塔」と石仏。
右は「第八十八番薬師如来」
と書かれているので、
ここにも八十八ヶ所巡りがあるのでしょう。
そう言えば、夢の小夜島横の、
海の道にも「第二番」があったな・・・
境内からの眺め。
ここで、大島の散策は全て完了し、
大島フェリーターミナルへと向かいます。
今日のユーモア
商店の壁に掛けられていた案内。
素晴らしいお言葉(笑)
これこそ本当のおもてなしですよ!