友元神社(広島県広島市)

 

一筆書きの旅

夏季発売の青春18きっぷで

島根県松江市へ一泊二日の旅を

計画していました。

早朝福岡を出発し、普通列車を乗り継げば、

その日の15:39に松江到着です。

所要時間は9時間30分(汗)

それでもその日の観光は可能だし、

これでほぼ決めていたのですが、

ふっと米子城に行けないものか、

調べてみたら、素敵なルートが

あるではないですか!

帰りはそのまま青春18きっぷを使い、

行きを、広島まで新幹線、

そこから中国山地を超えて

米子駅まで行くバスにすれば、

米子城も十分散策出来る事がわかったのです。

予算は1万円ほどプラスになりますが、

それでも福岡と米子往復の交通費は

破格値(笑)の2万円程度。

これは使うしかないと

往路は新幹線&バスに決定。

これで、今回の旅は、

目的地まで往復するのに

同じルートを一回も通らない、

「一筆書きの旅」となったのでした。

ちなみにそのルートは次の通りです。

古賀駅~(鹿児島本線)~博多駅

博多駅~(山陽新幹線)~広島駅

広島駅~(バス)~米子駅

米子駅~(山陰線)~松江駅

松江駅~(山陰線・鹿児島本線)~古賀駅

現地散策の為、

米子から境港までの路線は往復したので、

完全な一筆書きではありませんが、

往復の行程としては

「一筆書きの旅」となり、

当初予定した「松江の旅」は、

同じ一泊ながらも

「広島、米子、松江の旅」という

広島県、鳥取県、島根県の

中国地方三県を網羅する(笑)

超豪華版にパワーアップしたのです。

博多から広島

博多から広島までは新幹線。

僕たちがお世話になるのは、

右側、お顔がカモノハシに似ている

700系新幹線、こだま732号です。

左側に並んでいる鹿児島中央行き、

N700系さくら403号の

大人っぽいお顔と比べると

愛嬌たっぷりの可愛らしさが

いっそう引き立ちます。

今回使用するのは、

50歳以上ならだれでも買える

JR西日本の「おとなび早得」きっぷで、

広島まで3,570円と格安です。

(令和元年9月現在の価格)

8時52分、定刻に広島駅到着。

駅を出たらまず、

米子行きのバス乗り場を確認します。

友元神社へ

広島での乗り換え時間は、1時間弱。

この時間があれば、

充実した「広島の旅」(笑)が出来るので、

ありがたい限りです。

広島駅の自由通路を通って南側へ。

Google先生の先導があったのに

正確な位置がわからず、

結局交番で正確な場所を

教えてもらいました。

デジタルに頼るだけでなく、

アナログはまだまだ必要かも?(笑)

このビルの先に目指す神社はあります。

案内版で確認。

ありました!友元神社。

ビルの谷間の鎮守の杜に到着。

まずは、参拝。

御由緒書きはオシャレな

透明アクリル板で、

「駅前の友元さん」と書かれた

キャラクターは御祭神の一柱でもある

毛利元就の義弟、毛利友元明公です。

この毛利友元明公、ネットで調べても

全く出てこないので、

詳しいことはわかりませんが

勇将だった人だと、

どなたかの記述にありました。

やはりここはカープの神様(笑)

昇鯉岩(しょうりがん)

ここには昇鯉岩と名付けられた

勝利を導く石が鎮座しています。

昇鯉岩の案内。

鯉(カープ)の色が変わるようです。

上から見ると昇鯉岩の文字。

この日はマツダスタジアムで

カープの試合があり、

試合開始の4時間以上前にも

関わらず、赤いユニフォーム姿の

熱心なファンを沢山見かけましたが、

僕たちが友元神社に滞在している間、

ここには来られていなかったようです。

今年は惜しくも僅差で

セ・リーグ4位でしたが、

昨年までリーグ三連覇した広島カープの

守護神、昇鯉岩のご利益は絶大ですね!

備前焼狛犬

昇鯉岩に目が行きがちな

友元神社ですが、

僕は本殿前にちょこんと座っている

狛犬に目が奪われてしまいました。

何と、ここに備前焼狛犬が

いらっしゃるではないですか!

しかも、表情といい、艶といい、

素晴らしい狛犬です。

阿形を横から撮影。

いつの時代の作品か分かりませんが、

かなり大切にされてきたようで、

修復箇所も見られません。

吽形には角があります。

この躍動感あふれる姿に感動です。

吽形も真横から撮影。

筋肉の躍動感の表現力、

磨かれたような肌・・・

見入ってしまい何枚も撮影(笑)

この美しい備前狛犬が、

ずっと美しいままであるよう

心から願うばかりです。

この旅最初のツーショットは、

昇鯉岩と備前焼狛犬と共に(笑)

今日の注目

御神体は友元明公の木彫りの

神像と書かれていたのですが、

見るのを忘れていました・・・

と、ところが、この写真を見ると

驚きの場面が!

龍の錠前がかっこよかったので

どアップで撮影したら、龍の頭の奥から

御神体が僕の顔を見て?いました。

キャラクターとそっくりなお顔ですね(笑)

 

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