豊橋市役所・手筒花火体験パーク

「お役所仕事」
豊橋市の訪問で最初の目的地は「吉田城」。
徳川家康の関東移封後、
豊臣大名で後年姫路城を建てた池田輝政が、
石垣造の近代城郭へと造り変えたお城で、
そんな吉田城には、模擬復興された
立派な鉄櫓(くろがねやぐら)があります。
豊橋市役所13階展望室からは、
その櫓を俯瞰できるという
情報を得ていたので、
吉田城を攻城後、ついでに(笑)
市役所へ行く予定でした・・・
ところが、吉田城を巡リ始めた時、
妻が一言
「先に市役所に行かないと、
後からだと気が抜けて
多分、一生行かないよ!」
僕の性格をよ〜く
分かってらっしゃいます(笑)
という事で、
「老いては妻に従え」の格言通り、
吉田城を置き去りにして、
市役所13階へ行くことに。
結果、
景色よりも手筒花火体験で、
大盛り上がり!
僕たちにかけがえのない思い出を
提供してくださった豊橋市、
おもてなし精神抜群の
「お役所仕事」(笑)は最高です!
ケヤキ
利便性を考えて、
豊橋市美術博物館の有料駐車場をチョイス。
駐車場は吉田城の川毛門跡に隣接。
そして駐車場の端っこで、
なんか「気になる木」を発見・・
空洞が特に気になるケヤキ。
「幹は空洞であるが、
本市のケヤキの中では
もっとも太い」
「幹周5.3m 高さ10.2m
想定樹齢300年以上」
このように記されています。
中に入れそうな感じなので、
妻に「入ってみて」と言ったら
こんな感じになりました・・
入れはしませんが、
一体化は出来ます(笑)
吉田城へ
ケヤキで遊んだ後は吉田城へ。
Googleマップにこの時間
散策した場所を記入してみました。
豊橋美術博物館前を通過。
立派な建物ですね。
正面に見える豊橋市役所の展望室を撮影。
もちろんまだこの時は、
「吉田城」が目的でしたが、
この後、冒頭に書いた「妻の一言」で
僕たちの運命は激変したのです(笑)
豊橋市役所13階展望室へ
お城を俯瞰できる市役所として
過去に訪問したものに、
熊本市役所があります。
市役所から見た熊本城、
ホント素晴らしかったな〜。
熊本城に行くならば、
ここは超おすすめです。
豊橋市役所正面。
内部一階は開放的な吹き抜け。
13階に到着。
勿論ここで一番に目指すのは、
吉田城の鉄櫓を俯瞰できる場所です。
鉄櫓が木々に隠れて微妙かな・・・
ズームで撮影するも
やはりここからの眺望は、
ちょっと無理があるかも?(汗)
手筒花火体験パーク
櫓はちょっと残念でしたが、
妻のラッキーナンバーも
「13」という事もあってか(笑)
豊橋市役所の13階、
眺望だけが「売り」じゃなかったのです!
展望ロビー手前の
豊橋手筒花火体験パーク、
正直、よくある映像や
パネル展示だけかと思いながら
スルー気味に歩くと(笑)
花火の「手筒」が展示されています。
「手筒花火」
案内を抜粋すると
以下になります。
「東三河の伝統芸能の一つである手筒花火。
その歴史は古く
戦国時代の永禄元年(1558)
今川義元公の吉田城代、
大原肥前守が吉田神社に奉納したことに
始まると言われています。
直径12センチ前後の
孟宗竹の節を抜いた筒に荒縄を巻き、
その中に火薬を詰め、
点火した筒を抱えて揚げる花火で、
五穀豊穣、無病息災、家運隆盛を
神に念じ又若者の大人への門出、
度胸試しとして奉納打ち揚げられます。」
そして、
この後ろを振り返ると、
こんな光景が目の前に現れたのです。
「これを着て手筒花火を体験しろ!!」
僕たちにはそう聞こえてきたので、
やってみました(笑)
刺子半纏(さしこはんてん)を着て、
腰の構えから手筒花火の持ち方まで、
めっちゃ花火師になり切っている妻(笑)
もう二人して大盛り上がり!!
市役所でこんな体験が出来るなんて、
ありがたい事この上無しですよ!
興奮冷めやらぬまま
花火の歴史などをパッと見(笑)
各所の神社をはじめとして、
多数の手筒花火会場の案内。
豊川市役所の13階、
まだまだ見所は続きます。