2023/01/08

角島灯台(山口県下関市)前編

 

集大成

明治時代初期、

日本に多くの洋式灯台建設を指揮したのが

リチャード・ヘンリー・ブラントンという、

イギリス人技師です。

彼が、最初に建設を指揮し、

明治3年に完成したのが、

和歌山県串本町の樫野崎灯台で、

僕たちは3年ほど前に訪問しています。

そして、ブラントンさん最後の作品が、

ここ山口県の角島灯台です。

「造形美」という言葉がふさわしい、

石造りの美しい外観は、

日本で26基もの灯台を造った

ブラントンさんの集大成というべき姿が、

ここに具現化された

裏付けとも言えるでしょう。

外観

角島大橋をわたり、

島内を横断し、

突端に建つ角島灯台に到着。

駐車場。

まずは海辺へ。

門柱的なオブジェ。

日本海、のどかだ~!

丘の上方面。

気になるオブジェと共に(笑)

振り返って角島灯台へ。

近影。

石造りが素晴らしいですね!

人と高さの比較(笑)

右奥が入口。

灯台の向かいにあるトイレ。

この雰囲気に溶け込んで、

素敵なデザインです。

関所(笑)

参観寄付金として、

一人300円を支払えば、

灯台に登ることが出来るのです。

これは、ホントに有り難し!

黒板の文字って

なんだか温かみを感じて、

ほっこりしますね。

しかも達筆だし!

案内を抜粋すると

以下になります。

「お客様へ

角島灯台は明治9年から動いている

「現役」の灯台です。

平成20年12月に

元の宿舎(現記念館)とともに

「国の重要文化財」に

指定されています。」

150年近くも当時の姿が

そのままというのは、

やはり大きな力に

「生かされている」からに他なりません。

いよいよ灯台に登ります。

(二人とも以前登っていますが)

入口。

点灯した当時の銘版(多分)

階段は105段。

「灯台には階段しかありません」

この案内に思わず笑みが。

エレベーターは無いという事を

優しく表現してくれていますね!

要所に、「半分です」、

「あと20段です」と貼られ、

僕たちは大いに励まされました!

命綱の助けも借りて

急階段をさらに上へ。

出口に到着。

妻も階段をコンプリート(笑)

(後編に続く)

 

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