角島灯台(山口県下関市)後編

 

のぼれる角島灯台

国指定重要文化財にして、

中に入って登る事ができ、

展望所まで付いている灯台は、

少し珍しいかも知れません。

来訪者たちが、

角島灯台を体験してSNSや口コミで

その素晴らしさを広めることは、

大いにプラスになるはずですし、

勿論、僕たちも大いに楽しめますから

この粋な計らいには大いに感謝です。

展望所

展望所は、灯台の一番上付近、

「光る部分」の近くです。

灯台全景。

そして、レンズ(光る部分)と

展望部分をアップ。

Wikipediaによると

「日本海では初めての洋式灯台。

レンズは日本でも5箇所しかない

特大のフレネルレンズで、

第1等灯台に指定されている。」

このように書かれています。

なかなか、凄い灯台なんだ~!

そして、

展望所からの景色を撮影。

公園・日本海側の風景。

癒やされる~!

右側が駐車場。

角島東側方面。

ここからは、

映画「四日間の奇蹟」で使われた

角島名物?

教会型トイレ(笑)が見えています。

ズームで撮影。

ここは以前も行った事がありますが、

今回もこの後、

また(笑)行く予定です。

旧官舎、日時計、トイレ方面。

俯瞰すると、木々の剪定など、

いかに綺麗に整備されているかが

よ~く分かりますね。

もしかすると、

角島灯台自体が日時計かも?(笑)

この時、13時39分。

角島灯台記念館

眺望を堪能したあとは、

旧官舎を利用した

角島灯台記念館へ。

エントランス。

全部で四部屋。

正直、灯台には、

そこまでのめり込んでいないので(笑)

ちょっと軽く見る気分で入場。

角島灯台の建設を指揮をした

イギリス人技師、

リチャード・ヘンリー・ブラントンさん。

アルコール消毒ちゃんとしているか、

監視しているみたいな視線(笑)

海の難所角島。

「山口県北西部に位置し、

響灘に突き出した角島は、

本土から約1.5キロメートル離れ、

広さ4平方キロメートル、

海岸線の長さは15キロメートルに及び、

周囲には多くの瀬が広がっています。

特に、灯台のある夢崎は

遠くまで浅瀬が続き、

くず瀬、国石などの難所があって、

昔から遭難が絶えず、

江戸時代の北前船など

沖を通る船や漁船に

恐れられてきました。

近年になってもこの海域では

貨物船の事故が後をたちません。」

え~

150年前に灯台造ったのに、

近年も事故が後をたたないってか~!

どんだけ難所なんだろう。

AIとかITとかで何とかならんのかな(汗)

右側、

「ブラントンのつくった灯船」に注目。

案内を書き出すと

以下になります。

「江戸幕府が諸外国と約束した灯台の中に

「灯船」があります。

これは、

船のマストに大きな8角形の

赤色不動灯をつけたもので、

この船を港の沖に浮かべ、

港の入口を示す標識としました。

本牧灯船(明治2年)と

函館灯船(明治4年)の

二つがありました。」

灯台的なものを乗っけた船なんて、

マニアックなものがあったんですね!

燈明番の肖像。

住職さんが灯台の職員を

兼任でされていたそうです。

英国人技師の生活の案内と浴室跡。

レンガの積み方が、

長手だけの段と

小口だけの段に分けて積む、

「イギリス積」であることが

よく分かりますね。

僕がレンガの積み方に

「イギリス積」と「フランス積」の

二種類あることを知る事が出来たのは、

イギリスの技術で造られた炭鉱、

大牟田の宮原抗で、

ボランティアガイドさんから

教えてもらったお陰です。

あの時のガイドさんに

改めて感謝ですね!

トイレ跡。

台所跡、暖炉。

レンズなどの紹介。

灯台の設計図など。

角島灯台が出来るまで。

白亜の塔の構造。

ここまでで、館内散策は終了。

次は先程展望所から見えていた

教会トイレへと向かいます。

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください