2017/10/22
若八幡神社(福岡県田川市)
神社に歴史あり
昨年家でぶらぶらしていた頃、
巨木に目覚め(笑)
日本で4番目に大きい
(地上約1.3mの周囲の太さで比較)
「本庄の大楠」に会いに行った時、
道すがらいくつかの神社にも参拝しました。
今から1年以上も前のことですが、
僕は良く覚えています。
しかし脳みそが日々
最新バージョンにアップデートされる妻は…
忘れているかも知れません(笑)
若八幡神社へ
古賀市から車で1時間半ほどの
田川市に鎮座するのが若八幡神社。
森の中に本殿への入り口。
神社の前には川が流れ、
のどかな風景が広がっています。
しかし、この神社には
そんなのどかな風景とは
相反するようなハードな歴史がありました。
案内板を「超要約」すると…
御祭神の一柱である
神夏磯姫の子孫である夏羽は
神功皇后の暗殺に加担したが、
皇后に負け館で焼き殺されました。
それ以来、夏羽焼、夏焼と
この村が呼ばれるようになり、
その夏羽の亡霊の祟りを鎮めるために
宇佐神宮から勧請されたのが
この若八幡神社です。
そして、江戸時代になり
小笠原藩祖忠真公がここを「夏吉」と改称し
現在の地名になっています。
超要約終わり(笑)
ちょっと恐いお話ですが、
暑い日だったので、
少し背筋がゾクゾクして
気持ちよかったです(笑)
境内に入ると清々しい空気が流れ、
歴史の血なまぐさいお話とは
無縁の世界です。
しかも拝殿前にはめっちゃ癒される狛犬、
ではなく狛牛が!
勝手な推測ですが、
この辺りは農業がさかんな所ですから
田畑を耕す牛は神様の使いみたいなもので、
とても大事にされていたのでしょうね。
阿吽にはなっていませんが、
参道両脇に座って
僕たちを歓迎してくれました。
拝殿はガラス張りに緑が反射して、
鏡のように輝いています。
拝殿内からも外の緑が見えて、
ここにずっと佇んでいたい気分です。
拝殿向かって右側の内部。
シンプルな作りが清楚で、素敵です。
左が本殿、真ん中は幣殿、右奥が拝殿。
(カメラのアートモードで撮影)
本殿の先にも森を通る
裏参道の鳥居が見えたので行ってみました。
どこへ続くんでしょうか…
木々のトンネルを抜けると池がありました。
境内地内なのかも知れませんが、
案内などは無く、
池を確認し元来た道で本殿側に戻ります。
相変わらず、涼しくて、
気持ち良い裏参道です。
裏参道は本殿の裏からなので、
またもや本殿に着きます(当たり前・・笑)
なかなか丁寧な作りです。
扁額(神額)は枠は黒、
白地に黒の文字でオシャレです。
神社の建物にはよく柱に噛み付く獅子?
狛犬?がいます(笑)
境内社にも参拝。
左は天満宮、右は比叡社。
天満宮は学問の神様、菅原道真ですが、
比叡社は比叡山と関係あるのかなな?
(不明です)
そして、境内の丘には赤い鳥居が見えます。
お稲荷さんですね。
その鳥居から目を下にやると
こんな石碑があります。
漢字を読んでも意味が分かりませんし
説明書きも見当たらないようです。(汗)
しかし、不思議だったのは
この石碑の右下に転がっている
「えびす様」のお面?お顔?
なおさらどんな意味があるのか
気になりましたが、
いまだに謎です(笑)
鳥居をくぐりながら稲荷社へ向かいます。
参拝。
赤い鳥居をバックに撮影して
参拝は完了です。
今日の癒し1
帰りがけに見た神社正面入り口方面の
風景に癒されました。
木漏れ日の境内の先には
強い日差しが眩しい田園風景。
若八幡神社、神社勧請のいきさつは
少し悲しいものでしたが、
今現在、この神社は地域の人たちに愛され、
心温まる素晴らしい場所になっていました。
今日の癒し2
境内で見つけた
ハグロトンボに癒されました。
妻のおばあちゃんが、ハグロトンボになって
僕たちを見守りに来てくれたのですね!