湯殿山神社(山形県)本宮
タイミング
「バスに乗りますか〜!」
これは、
湯殿山神社下の仙人沢駐車場に着いた途端、
車に走り寄って来た男性から
かけられた一言です。
全く予想していなかった出来事に、
僕は咄嗟に、「乗りません」なんて
言ってしまったものの
妻の機転で、
神社の入り口まではかなりの距離があり、
そこまでのバスが、
出発間際という事を知ったのです。
このバスに乗れなければ、
急な山道を30分以上歩くか、
次のバスを1時間ほど待つかという
二択しかないということが判明!(汗)
慌てて
「乗ります〜!」と言いいながら、
急いでバスを通り越して
切符売り場まで行き切符を買い、
無事、バスに乗車できたという訳です。
こちらは参拝後、一瞬の出来事が起きた
仙人沢駐車場での
位置関係を撮影したもので、
改めて、車からバスと切符売り場の
距離の長さに冷や汗が出ます・・
湯殿山神社は駐車場のすぐ近くだと
完全に思い込んでいた
僕の甘〜い見立てにも関わらず、
数秒を争うタイミングで、
バスに乗れたのは、
やはり神様のお導き&妻の連携プレーに
違いないでしょう(笑)
湯殿山神社本宮へ
改めて案内板でバスルートを確認。
大駐車場から参拝バスで、
湯殿山神社本宮入り口というルートで、
途中には19社もの
末社が鎮座しています。
バスは大鳥居のすぐ横を通過。
神橋へ。
残り物に福があったのか、
一番前の席に座れ、
こんな写真も撮れて、
バスに間に合った喜びも倍増です(笑)
到着。
めっちゃ分かりやすい「参道」の表示。
「湯殿山のご由来」
抜粋・要約すると以下になります。
「湯殿山は、推古天皇十三年(605)、
崇峻天皇の御子である
蜂子皇子様の御開山である。
江戸時代までは
真言宗として奉仕してきたが、
明治の神仏分離で、
神社として奉仕している。
羽黒山では現世利益、
月山では死後を体験し、
慈悲深い湯殿の大神より、
新しい生命を賜わって、
再生すると考えられる。
また、湯殿山本宮では、
御神体を目の当たりに拝し、
直に触れてお詣りが出来る
御霊験の有り難さより、
俳聖松尾芭蕉も
「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」の
句を残された。
古来「語るなかれ」「聞くなかれ」と
戒められた清浄神秘の霊場なのである。」
湯殿山御神牛。
こちらにも御神牛たちがいますが、
湯殿山と牛はどんな関係なのでしょう?
湯殿大国天。
お手水。
社号標。
いよいよ本宮へと向かいますが、
ここから先は
「語るなかれ」「聞くなかれ」
体験したことは言えませんし、
聞いてもダメ、
当然、写真撮影もNGです。
本宮参拝
「語るなかれ」「聞くなかれ」とは言えど、
案内板の絵なら問題ないかと
ここに掲載してみます。
御祓所の姿が、
あまりにも本物に似ているので、
思わず「いいのかな?」と思つつ
語ってしまったか?と自問自答(汗)
まあ、松尾芭蕉も
「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」
なんて、間違いなく自身の体験を
めっちゃ語ってしまってますから(笑)
参拝時にいただいた御朱印。
達筆かつ見開きのタイプで、
まさにご利益満載ですね!
芭蕉が参拝したのと同じ順番で、
ここ湯殿山で感じたものを
僕も俳句にしてみました。
「湯殿から生まれ変われり我が身かな」
プレバトの夏井先生に
めっちゃ怒られそう〜(汗)
参拝後、
参道口にてツーショット完了。
仙人沢駐車場へ
ここからは帰路です。
再びバス停前から湯殿山神社を遥拝。
バスのりば。
バス到着。
またもや一番前(笑)
間もなく神橋にさしかかります。
橋の左側を見ると・・・
お〜湯殿山神社本宮方面ですよ!
全く見えませんが(笑)
ここでも二人して手を合わせ、
改めて素晴らしい時間を
過ごさせていただけた事に感謝。
無事到着。
この後は、大鳥居と
周辺の散策へと向かいます。
(続く)