福岡空港〜仙台空港(令和6年7月)
飛行ルート変更
この日は、日本海側の天候が悪く、
仙台までの飛行ルートは下図のように
変更されました。
本来は青色の点線で示した、
山陰地方を抜けてから小松、新潟と
主に海上を飛行するルートですが、
実際に僕たちが飛んだのは、
赤点線のルートで、
途中までは、
羽田や成田に行くのとほぼ同じ、
瀬戸内海〜大阪〜名古屋上空を通過します。
どっちも下界さえ見えれば、
楽しいルートなのでこれもOKでしょう!
フライト
福岡空港出発は8時5分。
IBEXエアラインズ、
専用タラップ車があるんですね!
タラップ車に乗り込む人々。
小型機なのでシートは2+2。
座席移動に関して、
ここまで細やかな案内は、
珍しいかも?
同じIBEXエアラインズの
新潟便に乗った時には、
気づかなかった新たな発見です。
離陸位置へ。
雲は多いものの
北九州〜関門海峡が見えています。
一度も使ったことは無いけど、
空からは見慣れた
北九州空港もしっかり確認。
徳山市の街並みや、
特攻隊の回天基地があった大津島
(左の鳥みたいに見える島)も
くっきり見えていますね!
こちらは周防大島で、
神話から始まる歴史ある島で、
幕末の第二次長州征討(四境戦争)では、
幕府軍が上陸占領するも
のちに撃退され、
討幕へのカウントダウンが
始まっています。
その後は雲だらけ(汗)
機内サービスの
アップルジュースで一息入れていると
突如として雲が切れ、
現れたのは、
明石海峡大橋の勇姿です。
お〜これは素晴らしい!
大阪便や東京便は、ここよりも
かなり南側を飛ぶので、
こんな近くから
明石海峡大橋を空撮できるとは、
嬉しすぎますね!
橋の少し上側には、
明石城の城域も確認でき、
天候悪化による飛行ルートの変更は、
大吉と出たのかな?(笑)
大阪上空。
奈良県斑鳩上空付近。
雲の切れ間が瞬間的に出るので、
何かに取り憑かれているかのように(笑)
じっと眼を凝らす僕・・・
一瞬雲が切れて見えたのは、
三重県と愛知県の県境、
木曽三川の揖斐川(左)、木曽川(右)の
巨大な河口付近で、
揖斐川の左側が桑名市です。
ここには関ケ原合戦後、
本多忠勝が入った桑名城があるので、
一度は行ってみたいものです。
また、この上流が、
薩摩藩が幕命により行なった
宝暦治水工事の現場で、
工事で多大な犠牲を出した
薩摩義士達を祭る治水神社、
絶景の木曽三川公園センターなどがあり、
僕たちは以前訪問しているのですが、
果たして前向き一辺倒の妻の記憶に
残っているのか否か・・?
そんな事も考えてしまいます(笑)
そも後は雲だらけ・・
いつしか飛行機は、
仙台空港近くで高度を下げ、
ようやく山を確認。
陸上から一旦海に抜けて、
着陸体制へ。
阿武隈川の河口が綺麗に見えていますね!
ここから滑走路へ一直線。
美しい波打ち際。
遂に仙台空港に着陸。
仙台、
やっぱ楽天イーグルスの街やな〜(笑)