生月サンセットウェイ(生月島)
生月農免農道
「生月(いきつき)サンセットウェイ」は、
菅田将暉と中条あやみ出演の
トヨタ・カローラスポーツなど
多くの車のCMやカタログで使われている
自動車CMの聖地みたいな道ですが、
正式名称は、「生月農免農道」という
至って素朴な名前です。
という訳で現地の案内では、
「生月農免農道」となっていて、
「生月サンセットウェイ」の文字は、
遂に見つけられませんでした・・・。
しかし、
そんな「売り」の匂いを感じさせない所も
生月島の魅力の一つかも知れませんね。
南から北へ
旅の後に知った事ですが、
生月サンセットウェイは、
北から南に下る方が、
よりダイナミックな景色が
見られるのです。
僕は単純に
島の北端、大バエ灯台を目指す為、
南から北へ走ったわけですが、
「後ろを振り返ってみる余裕」こそ
旅も人生も豊かに出来る秘訣なんだと
改めて認識しました。
今後は振り返りまくって旅します(笑)
左側は東シナ海。
右は柱状節理的な山々。
こんな風景が続くのが
生月サンセットウェイです。
途中の休息所。
停めてあったバイクを見て妻が一言、
「KATANA(カタナ)って書いてある!
何でだろう?」
そう言ったので、
これはスズキのGSXというシリーズの
KATANAというバイクだと教えました。
他愛もない
夫婦の会話の一コマですが、
奇しくもこの2日前に、
KATANAの新モデルが発売されていたのは、
妻の言霊もあったのかも?(笑)
(僕はバイクの趣味はありません・・)
海を見ながらの
快適なドライブは続く・・・
塩俵断崖の柱状節理
生月サンセットウェイの
終点近で見られるのが、
生月島を形成する柱状節理です。
僕は柱状節理と聞くと、
条件反射的に
福井県の東尋坊を思い出します(笑)
駐車場。
案内。
ここから下って見学場所へ。
途中、
生月島遊歩道の案内もあります。
徒歩だと、車で行けない名所も
巡れそうですが、
時間と体力が無いので、パス。
ここが塩俵断崖・・・
ですが、よく見えないので、
一旦戻り、駐車場の上にある展望所へ。
展望所。
柱状節理の案内。
書き起こしてみると、
「生月島は、南北約10キロ、
東西(最大幅)3.8キロの細長い島で、
新第三紀(約2.500万年前~
約200万年前)に
「平戸層群」(約1.500万年前)の上に
「松浦玄武岩」(約800万年前)が
重なった溶岩台地です。
柱状節理は、
溶岩流が厚い部分に発達する場合が多く、
玄武岩の柱はほぼ垂直で、
さらに水平に亀裂が生じてくる。
当地の姿や断面五~七角形の
蜂の巣状の俵を重ねた様は、
これらを物語るものです。
本節理は県内でも代表的なもので、
南北に約500メートルの長さと
海面から約20メートルの
高さの規模をもち、
景観的にも優れ貴重なものです。」
このようになります。
ここからなら
柱状節理の断崖の高さや規模が
よくわかりますね。
景色に満足したところで、
大バエ灯台を目指し出発。