海軍航空隊櫻島(牛根)基地跡の碑

 

生還の見込み

前世が特攻隊員(推定)の妻。

そんな妻の覚醒のお陰で、

旧日本軍の基地跡巡りも

旅の主要目的となった中、

昨年夏には、妻の情報で知った

福岡市の西、糸島市にある

海軍航航空隊玄界基地跡を訪問しました。

そこで知ったのが牛根地区に存在した

前進基地である桜島基地です。

玄界基地から、

そして桜島基地から

沖縄の米軍への攻撃を行う・・

しかも重いフロートの付いた水上機で。

特攻ではないものの、

生還の見込みは限りなく

ゼロに近いものだったでしょう。

道の駅たるみず

目指す石碑は「道の駅たるみず」の

敷地内にあります。

午前8時、予定時間に到着。

目指す石碑は桜島側の端っこです。

お〜この景色、めっちゃ素敵やん!

石碑

景色に目を奪われるも、

まずは石碑へ。

石碑&桜島。

この辺りに基地があったのでしょう・・・

ここはあまりにも素晴らしい景色過ぎて、

戦争の悲惨さを想像するのが

ちょっと難しいですね・・

石碑はかなり立派で、

しかも

水上爆撃機瑞雲のレリーフ付きで、

僕も妻もテンション爆上げです(笑)

「海軍航空隊櫻島(牛根)基地跡の碑」

碑文の中に「玄海基地」とありますが、

正しくは「玄界基地」なので、

そちらを使って全文を書き出します。

「この地、鹿児島県垂水市牛根は

雄大な桜島の麓に位置し

錦江湾内でも唯一波静かな美しい処である。

1945年(昭和二十年)

第二次世界大戦末期

福岡県船越村に

第六三四海軍航空隊本部(秘匿玄界基地)が

訓練基地として設置され、

ここ垂水市牛根にも秘匿櫻島(牛根)基地が

前進攻撃基地として開設された。

この櫻島(牛根)基地には、

比島戦から多大の戦果を挙げていた

水上爆撃機瑞雲二十機と

零式水上偵察機を零式水上雷撃機に改修した

雷撃機十機、哨戒偵察機六機を配し、

海軍航空史上初の

玄界・櫻島(牛根)両隊で百三十機を越える

水上機による攻撃大部隊として

本土決戦に備えていたが

八月十五日には大戦終決となった。

今日の日本の尊い礎となった

若者達の鎮魂と平和を祈念し

この碑を建立する。

平成十七年八月吉日

記念碑建立賛同者一同

海軍関係者一同」

瑞雲のレリーフ。

尾翼には「634ー99」とあり、

第六三四海軍航空隊を表していて、

こんな細部にもこだわった絵に、

感動すら覚えます。

こちらは前日、

万世特攻平和祈念館で見た、

海から引き揚げられた、

玄界基地、第六三四海軍航空隊所属の

零式水上偵察機で、

碑文にあるように瑞雲と共に

使用されていた機材です。

この飛行機ももしかしたら

桜島基地に立ち寄った事が

あるかもしれません・・・

妻、敬礼!

 

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