日光東照宮(日光市)石鳥居

 

福岡生まれ

こちらは日光東照宮の参道に建つ

大きな石鳥居の案内です。

「重要文化財 石鳥居」

案内を書き出すと、

「元和4年(1618)

筑前藩主黒田長政候の奉納。

高さ9m、柱の直径は1.2mの明神鳥居。

花崗岩の石材は福岡県で切り出され、

海路・陸路を使い日光まで運ばれた。

扁額に記された

「東照大権現」の御神号は

後水尾天皇の御宸筆。」

このようになります。

この巨大な鳥居が、

幾度もの大地震にも倒壊せず、

令和の今でも

江戸時代初期そのままの姿で

建っているのが

奇跡とも言えるでしょう。

そして

奇跡の鳥居の石材が切り出されたのが、

こちらの山です。

海の向こう側に見えるのが、

福岡県糸島市にある

「可也山」(かやさん)です。

箱島神社参拝時に撮影)

400年以上もの昔、

この山から巨大な石が栃木県の山奥、

日光東照宮に運ばれたことを思うと、

感慨深いものがあります。

そこまでして

黒田長政が鳥居を寄進したのは、

ひとえに「黒田家安泰」のため。

家康、徳川家への忠誠心の証として、

確固たる「爪痕」を残しておこうという

長政の魂が込められた傑作です。

市営有料駐車場

参道の「起点」まで行くのに

一番便利な駐車場はここです。多分(笑)

入場。

僕たちの車の両隣には、

福井と新潟ナンバーの車が停車。

これを見て、

妻のテンションは爆上がり(笑)

参道へ

ここからは石段を使い参道を目指します。

シンプルながらも

実にわかりやすい表示。

石段。

石段の途中で見つけたお地蔵様に参拝。

このお地蔵様、

めっちゃ大切にされていますね!

しかもお賽銭も満載だし(笑)

さらに石段(汗)

石段を登り切った所にあるのが、

「BEAMS JAPAN」。

胡蝶蘭の鉢植えが見えているので、

最近開店したのでしょう。

ここからが、

輪王寺、日光東照宮、

二荒山神社の「共有参道」で、

真っ直ぐ行った突き当たりが、

日光東照宮です。

輪王寺・相輪橖の横あたりを通過。

すでに石鳥居が見えています。

多国籍な観光客。

平常が戻ってきたような・・・

社号標。

石鳥居へ。

切込接ぎの石垣と妻。

石鳥居。

先に見えるのは

日光東照宮の仁王門です。

案内にあった

後水尾天皇の御宸筆の扁額。

見えにくいですが、

筑前國から海路で運ばれたことなどが

刻まれているようです。

その最後には・・

「黒田筑前守藤原長政」の文字。

石の生まれ故郷、福岡から来た記念に

妻とのツーショットを撮影(笑)

鳥居を背にして参道を撮影。

東照宮を背にして鳥居の反対側から撮影。

家康さんから見ると(笑)

こんな感じに見えるのかな?

この後、東照宮内へ。

今日の発見

参道で見つけたポスター。

「徳川家康公が関ヶ原で着用した南蛮具足」

このように紹介されています。

僕たちの認識では、

関ヶ原で家康さんが着用していたのは、

こちらの具足です。

パンフレット写真の真ん中、

大黒様をイメージした甲冑です。

もしかすると、

着替え用(笑)として、

大黒様の具足と南蛮具足を

持っていたのかも知れませんね。

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください