ひみつ基地ミュージアム/地下作戦室・無線室

 

感動物語

旅の最中に雨が降るのは、

嬉しいことではないけれど、

僕たちには常に

雨が降ったからこその訪問地変更、

思わぬ出会い、親切にされた事など、

「雨のご利益」を

過去の旅で何度も頂いて来ました。

今回も雨は、ベストなタイミング?で、

降り始めてくれたのです(笑)

地下兵舎壕を出た時、

雨がポツポツ降って来ました・・

ガイドさん含め三人とも

傘を持ってきていたので、

問題はなかったのですが、

感動物語は次の目的地、

「地下作戦室・無線室」の前で

起きたのです・・・

地下作戦室・無線室の入口を目指し、

階段を登り切った瞬間見つけたのが、

こんな光景です・・・

何と、

ひみつ基地ミュージアムのスタッフが、

ここに3人分の傘を

準備してくれていたのです!

これを見て僕も妻も

嬉しくて、有り難くて、

ただ感動しかありませんでした。

ツアーの邪魔をしないよう、

さり気なく次の目的地に

傘だけをスタンバイする・・・

「人」が待機していないのも、

僕たちに気遣いさせない為の

深い配慮でしょう。

もはやこの一件で、

ツアーの価値はプライスレスに!

ところが、

これにはさらなる

オマケがあったのです・・

が、

それは最後に書く事とします(笑)

地下無線室

傘の感動も冷めやらぬ間に地下内部へ。

やはりここは軍の中枢を担う場所、

壁も天井も相当にガッチリ作り込まれ、

「絶対にやられんぞ!」という

気概がダイレクトに伝わってきます。

壁の深い溝、

ガイドさんの説明があったか否かは、

忘れています(汗)

ツルハシの跡に

先人の息吹を感じます・・・

無線室入口。

反対側から無線室の全景を撮影。

出水市の戦闘指揮所と

ほぼ同じ構造ですね。

発電機の台座でしょうか、

この穴は、

電線を通したり、

爆風を逃す事と通気口の役割も

担っていたようです。

穴を覗くと、

奥の穴から地上に

通じているように見えますが、

きっと通じているはずです(笑)

こちらは側面から見た

爆風避け兼通気口です。

司令室に並行して作られていて、

こちらも出水基地や

串良基地と同じような

構造になっています。

ガイドさんが照らしてくれた

天井の木片(鉄筋?)

終戦間際の物資不足を

目の当たりにできますね・・

こちらは間違いなく鉄筋です。

反対側の出入口。

地下司令室

次に司令室へ。

岩盤とコンクリで完璧に防御され、

80年以上経ったい今でも

その頼もしさは失われず、

そのお陰で現代に生きる僕たちも

先人のご苦労の一端を知ることが

出来るのです・・・

無線室と司令室の中間には、

南側へ抜ける通路があります。

(立ち入り禁止)

お〜ここも頑丈だ〜!

司令室はシンプル。

流れ込んだ土砂が、

盛り上がっていますね。

そして奥を覗くと・・・

滑走路方面の通路が

完全に埋もれていました。

もう一つの感動物語

冒頭に書いた「傘」にプラス、

さらなる感動がこちらです。

3本の傘を持つガイドさんの先には、

ひみつ基地ミュージアムの

車が停まっています。

通常は徒歩移動で、

ひみつ基地に戻るのですが、

雨が降ってきたので、

僕たちを乗せるため、

ここで待機してくれていたのです。

ありがたさを噛み締めながら、

僕たちは車中の人に・・・

地下作戦室や無線室のことよりも

正直、雨傘と送迎の思い出の方が、

優っているかもしれません(笑)

(続く)

 

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