ひみつ基地ミュージアム/地下兵舎壕
疎開しても・・・
ガイドさんの説明によれば、
地下兵舎壕には勤労奉仕の女性も
暮らしていたそうで、
その多くは沖縄から
疎開してきた方々でした。
彼女たちは、
沖縄にいる家族の無事を願いつつ
ここで暮らしたのですが、
沖縄の戦況は日々悪化するばかり・・
昭和20年6月末には遂に沖縄は陥落し、
米軍の占領下となります。
疎開しても家族の事を思えば、
心安らぐ時間など、
一秒たりとも無かったであろう
沖縄の女性たち・・・
その気持ちを考えただけで、
胸を締め付けられます・・・
最前線で戦った兵士同様、
この国を今に伝えてくれた彼女たちの事、
伝え続けていきたいものです。
地下兵舎壕
地下魚雷調整場までは、
「スタンダードプラン」の
別の家族と一緒でしたが、
ここからは、
僕たちとガイドさんの3人となり、
実質「専属ガイドさん」として、
さらなる深掘りを
楽しませていただきました。

もうすぐ入り口です。

スロープで地下壕内へ。

8箇所ある縦穴のうち、
右側(手前)2本のみが見学可能です。

ガイドさんの説明に聞き入る妻。

80年以上前のツルハシの跡。
手掘りの様子が、
生々しく残っています。
そして
ガイドさんが見せてくれたのが・・

ゲジゲジ!(笑)
ここには結構沢山生息しています。

後ろを振り返って撮影。
何だかオレンジの照明って、
地下壕の雰囲気にピッタリですね。

左に曲がって奥へ。

ガイドさん曰く、
「この辺りは雨が降ると、
すぐに冠水するんです。
だからスノコを準備しています。」
なんと親切な事でしょう!
スノコの跡を見つめながら
ちょっと感動していました。
そして、さらにガイドさんが
指さしたのがこちらです・・・

ヘビ〜!
「時々会えるんですよ!」
ガイドさんは嬉しそうに
僕たちに話してくれます(笑)
いつもここでガイドしているから
お友達みたいになっているんですね!

突き当たりまで行きます。
もちろんこの先にも、
たくさんの居住区域があったはずです。

ここから先は進入禁止。
ガイドさんの話だと
洞窟内の生態系を守るためだとか。
どこまで優しい
ひみつ基地なのです!

もう一つの通路から出て、
入った穴を前を通って
次なる目的地へと向かいます。

ここは入場した時の穴ですが、
この前を通過直後、
地べたを見ると・・

お〜ヘビちゃんだ〜!
ガイドさんも
「二匹見られることは
ほぼありません!
よっぽどお二人は幸運なんでしょう」
そんな事をおっしゃってました。
「二匹のヘビ」といえば、
ツアーの最初で見たこの注意看板です。

これ、
間違いなく布石でしたね!(笑)

兵舎壕前はのどかな田園風景・・・
ですが、
昭和20年3月、
米空母バンカーヒルから飛んできた、
戦闘機により相当な爆撃、
銃撃を受けた現場だそうです・・・
日常の何げない場所でも
間違いなく戦争遺跡なんですね・・・
(続く)