2021/07/10

太皷谷稲成神社(島根県津和野町)

 

日本五大稲荷

津和野の旅の最初のブログで、

日本五大稲荷ってどこなんだろう?

と書きましたが、

太皷谷稲成神社のサイトを見て

それが解明されました!

僕が予想していたここ以外

京都の伏見稲荷大社、

茨城の笠間稲荷神社、

佐賀の祐徳稲荷神社、

の三社は当たっていて、

あとの一社は、

宮城県の竹駒神社となっていました。

上記三社は参拝済みなので、

あとは竹駒神社でコンプリートなのですが、

何と言っても場所が、宮城ですから…

いつかは行こう!(笑)

太皷谷稲成神社へ

鷲原八幡宮からタクシーで6〜7分、

太皷谷稲成神社の大鳥居が見えて来ます。

車で来る参拝客が多いようです。

駐車場も広い。

こちらは裏参道になります。

表は山の麓から登ってくる

千本鳥居がある参道ですが、

僕たちはそちらは帰りがけに

通ることにしています。

要するに登りはタクシー、

下りだけ徒歩という、

体に優しい参拝方法です(笑)

まずは手水で清めます。

そして拝殿へ。

昭和44年に建てられた社殿で、

ここでは「新殿」という名前で呼ばれている

建物になります。

大きな鈴を鳴らして参拝。

太皷谷稲成神社の太皷谷とは、

お城があったころ時を知らせる

太鼓の音が響いていたから付いた

地名だそうです。

そんな話しを知ると、

何だか太鼓の音が、

聞こえてくる気がします(笑)

拝殿の次に向かい側にある

元宮にも参拝します。

こちらが元宮。

新殿が出来る前の社殿です。

御祭神は、

ウガノミタマノカミ、

イザナミノミコトの二柱。

漢字が難しいのでカタカナ表記で

書きました。

元々は、熊野権現だったものが、

後に伏見稲荷大社からの分霊が、

この地に勧請され、それが、今は

稲成神社が主となって、

言わば主客転倒(笑)で、

今の太皷谷稲成神社が

出来たというわけですが、

年間100万人もの参拝客で賑わう

今の繁栄ぶりを見ると、

これで良かったのではと思います。

普通に「熊野神社」とかいうよりも

「日本五大稲荷神社のひとつ

太皷谷稲成神社」という方が、

「行ってみたくなる感」ありますから!

拝殿には大きな注連縄。

こんな絵がありました。

昔の雰囲気がわかっていいですね。

太皷谷稲成神社や津和野城の上を

天女が飛んでいる絵。

「鰻絵」かと思ったら、

魚編ではなく金編でした。

でもこれなんて読むんでしょうか?(笑)

こちらが本殿。

本殿の裏手には命婦(みょうぶ)社があります。

命婦とは神様の神使である

お狐様のことを言います。

ミニチュアの命婦(お狐様)がいっぱいの

これまたミニチュア的な社殿。

(崇敬者からの奉納品です)

命婦社での参拝を終え、

僕たち新殿前の境内に戻りました。

この日本の松が何ともいえない

枝振りで、いい感じです。

新殿前でツーショット。

そして、いよいよ千本鳥居へ向かいます。

元宮横の楼門から階段を下ります。

真ん中の扉は神様が通る道だから

開いていないのでしょうか?

人は左右の開いたスペースを

通って行き来します。

参道側から見た楼門。

楼門手前には、

表参道からの参拝者向けに

手水舎があります。

ちゃ〜んと

「千本鳥居連立の表参道」

と書いてありました(笑)

千本鳥居のはじまりはじまり〜!

登ってくる人には終わりですが(笑)

遠くから見ただけでは

分からなかったのですが、

広島の宮島にある鳥居と同じ形をした、

両部鳥居(りょうぶとりい)も

結構あります。

やっぱり体験しないと分からないものです。

殆どは奉納された鳥居で、

その一本一本に奉納者の名前が

貼ってあります。

「之」の文字のように折れる階段に

立つ朱赤の鳥居は見栄えしますね。

思わず写真を撮り過ぎます(笑)

気分が乗ってしまい、

ここでもツーショットを

残したくなりました。

もうすぐ麓です。

参道の出口(入口)に到着。

千本鳥居、素晴らしかった〜!

参拝後、少し遠方から鳥居を撮影。

写真よりも本物の方が、

かなり見応えあったのですが…

なかなか目で見た雰囲気を

そのまま伝えるのは難しいですね。

 

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