鞆城・鞆の浦歴史民俗資料館(2019年福山の旅)

 

福島正則の遺産

鞆城を建てたのは、関ヶ原の戦い後、

毛利氏に変わり備後国鞆を支配した

福島正則です。

彼は、豊臣秀吉の小姓として仕え、

柴家勝家の命運が尽きた

賤ヶ岳の戦いで大きな功績をあげるなどして

秀吉にはかなり目をかけられていました。

そんな秀吉子飼いの武将が、

関ヶ原では徳川家康に味方し、

結果、安芸広島とここ、備後鞆を与えられ、

その後、9年ほどかけて、

広大な鞆城を作っていたら

徳川家康の逆鱗に触れ、

工事を中止し、その後、1615年の

一国一城令に先立って取り壊されたそうです。

それに加えて明治以降の

開発などで、鞆城の遺構は

今現在、殆ど見られなくなっています。

それでも家康の怒りを買うような

大きな城を作ろうとした福島正則のお陰で、

僕たちはここを訪れる事が出来たので、

良しとしましょう(笑)

太田家住宅

いろは丸展示館から鞆城を目指し、

少し行くと、太田家住宅の前を

通りかかりました。

江戸時代からの建物で、

国指定重要文化財となっています。

ここには、時間が無く、

入ってはいませんが、

玄関先の写真は撮れました。

ここは、幕末、

薩摩藩、会津藩の公武合体派が

画策した政変で、尊王攘夷派の

三条実美はじめ、

七人の公卿たちが都を追われ、

その七卿と呼ばれる人が

立ち寄った場所でもあり、

「七卿落遺跡」と書いてあります。

これで、僕たちが訪問した

七卿が立ち寄った遺跡は

福岡県の赤間宿

山口県下関市の櫻山神社についで、

三箇所目となりました。

特別に「七卿落ち」の追っかっけ(笑)を

やっている訳ではないし、

旅の目的地にもしていませんが、

何故か、旅する先々で、

七卿とは、副産物的な出会いがあります。

僕たちは、よっぽど彼らに

好かれているのでしょうか(笑)

白壁と板壁が素晴らしい景観です。

鞆城跡

太田家住宅から少し歩くと、

階段が見えてきます。

鞆城跡、鞆の浦歴史民俗資料館へと

向かう階段です。

階段の登り口には

「龍馬と鞆の浦」というマップがあり

いかにここが龍馬と深いゆかりがあるか

よ~く分かる案内図です。

やはりここ鞆の浦でも主役は

坂本龍馬なんですね!

鞆の浦歴史民俗資料館下の

石垣は、掘り起こした石などを使い、

積み上げたもので、遺構ではありません。

想像して復元したものとは思えない、

素晴らしい出来栄えの石垣に

思わずシャッターを何回も切ってしまいます。

鞆の浦歴史民俗資料館の入口。

まるで、天守へ続く、登城口ですね!

鞆の浦歴史民俗資料館。

ネームプレートも石。

入口。

歴史ある雛人形を

多く展示していた一階は

撮影禁止でしたが、

二階は基本、撮影OKでした。

鞆の浦歴史民俗資料館二階からの風景。

二階のお雛様

 

琴の体験。

曲は「さくら」。

さ~く~ら~♪

さ~く~ら~♪

や~よ~い~の~そ~らは~♪

親切に数字が振ってあり

僕でも弾けました!

妻も、上手に・・・弾けました(笑)

何でここで、琴体験なのかと言えば、

この方のお陰でした。

鞆の浦歴史民俗資料館の一角に

建てられている宮城道雄の銅像です。

宮城道雄という名前は知らなくても、

お正月には必ず流れる

琴の名曲「春の海」は、

知っていると思います。

あの「チャン、チャ、チャラチャラチャン♪」

というあの曲です(解ったでしょうか?)

この方、鞆の浦との関係が深い方で、

お父様は鞆の浦出身だそうです。

鞆城跡の案内。

実際に掘り起こされた石垣の石です。

石を提供した藩や地域の印である

△印もありますね!

楔(くさび)の跡が残っている石を見ると、

本当にこれが切り出された事を

想像出来て、いきなり江戸時代初期に

タイムスリップ出来るから不思議です。

早毛利稲荷神社

北側の一角には

ひっそりと稲荷神社が鎮座しています。

社殿の右横から境内に入ります。

御由緒などの案内を

見つけられなかったので、

創建などは分かりませんが、

早=小早川(隆景)

毛利=毛利氏

この二つを足して付けたのが

早毛利という社名ではないかと

勝手な推測をしてしまうほどの

インパクト大な神社です。

石の手水舎には、子孫繁栄を願った

盃状穴(はいじょうけつ)と

見た目の古さで(笑)

江戸時代のものかと推測。

なんだか推測ばかりです(汗)

参拝。

これにて、鞆城訪問は完了です。

 

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