鶴岡八幡宮(鎌倉市)前編

 

鎌倉駅~鶴岡八幡宮

鎌倉の事はよく知りませんでした。

正直、

あまり興味が無かったからです。

40年近く前、鶴岡八幡宮へは

参拝した事があるはずなのですが、

全く記憶が無いのです(笑)

という訳で、

白紙状態からの鎌倉散策となったのは、

逆に新鮮で、

ラッキーだったのかも知れません(笑)

駅舎の魂を継承

江ノ電の終点、鎌倉駅で下車。

この前に見えるのが、

こちらの時計台です。

旧国鉄時代、2代目駅舎の時計台。

1984年、3代目駅舎が出来た時、

この時計台だけを移設し残したそうです。

そして、3代目の駅舎にも

実は時計台があるのです!

現在の駅舎(東口)。

現代風にはなっていますが、

その「駅舎の魂」は、

立派に継承していますね!

駅舎全景。

駅のコインロッカーに荷物を預け、

いざ、鶴岡八幡宮へ。

小町通り

テレビでも芸能人がロケに行ったり

超有名なスポット、「小町通り」を

少しだけかじってみました(笑)

小町通り入口の鳥居。

左右の柱には「小町通り」の名前、

そして、神額を見上げると・・・

「八幡宮近道」と

書かれていますよ!

こんな神額、初めて見ました(笑)

鶴岡八幡宮さんもOK出したのかな?

平日にも関わらず、

ここは、とにかく、人、人、人~!

芸能人がいないか探すも空振り(笑)

参道

小町通りから参道へ。

二の鳥居。

ここからが「段葛だんかづら」と呼ばれる、

左右の道路より

一段高い参道が始まります。

段葛の案内碑。

源頼朝が妻政子の

安産祈願に造った事、

明治初年に、二の鳥居以南の

段葛は失われた事が

書かれています。

本殿に向かうほど、道端を狭くして、

距離が長く見えるように

遠近法を駆使したと言われています。

三の鳥居。

太鼓橋。

橋の真ん中に

本宮(御社殿)が見えています。

橋脚はコンクリ製なので、

比較的新しいのかも?

平家池・源氏池

石橋を過ぎ、

第一の目的地は、

平家池・源氏池です。

参道の左には平家池、

右には源氏池が配置され、

まずは、平家池へ。

ここから左へ。

平家池の入口。

この橋は1つ目の島と

つながっています。

ここには僕たち二人だけ、

他には誰も来ていません。

島から見た池は、蓮だらけ(笑)

平家池には「島」が4つ作られ、

その理由は

四は「死」を意味し、

平家滅亡を願うものだとか(汗)

しかし、

この島、実に良い風景が撮れるのです!

現在、

「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」として

活躍中の、

「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」。

イイ感じて撮れました!

四は「死」に繋がるというものの、

四は「良い」写真にも繋がった

平家池でした(笑)

次に参道右手の源氏池へ。

誰一人いなかった平家池から一転、

源氏池には人が溢れています!

もはやこの時点で、ギャップ萌え(笑い)

源氏池にある旗上辯財天社の由緒。

要約すると、

「鎌倉時代に創建。

頼朝夫人、政子は、

寿永元年(1182)

大庭景義に命じて

境内の東西に池を作らせた。

東の池には三島を配し、

三は産なりと祝い、

西の池には四島を配し、

四は死なりと平家滅亡を祈った。

明治の神仏分離で取り除かれ、

その後、昭和55年に

現在の社殿を造り復活した」

このようになります。

大庭景義は、石橋山の戦いで、

源頼朝に勝利した

大庭景親の兄ですが、

この人は頼朝挙兵以来、

弟とは袂を分かち、

頼朝に従っていたようです。

神橋。

平家池よりも

こちらの蓮の方が、

生き生きしているような?(笑)

やはり四は死なのか・・(汗)

蓮の花、

何とも仏様気分になれますね!

鳩もお出迎え。

中の島へ。

白い鳩は地面でのんびり。

本殿前の藤棚。

参拝。

先程の御由緒によると

「江戸末期文政年間の

古図に基づき社殿を復元した」

このように案内されています。

本殿裏側の政子石。

「縁結び」、「夫婦円満」、

「子授け」などにご利益があるとか。

政子石から見た源氏池。

やはり蓮だらけですね(笑)

参拝後、対岸から撮影した中の島。

源氏の白旗が沢山なびいて、

ここはまるで

頼朝軍の本陣のように見えます!

「二引の白旗」。

やっぱり、ここは本陣だ~(笑)

(後編に続く)

 

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