弥彦駅(新潟県弥彦村)
魅力的な駅舎
僕は鉄道マニアでもないけれど、
旅をしていると
たまに気になる駅舎があります。
JR鹿児島本線の門司港駅、
JR山陰本線の萩駅のレトロな駅舎や、
JR久大本線の茅葺屋根の豊後中村駅など
過去にも楽しんできました。
そして、今回はここ
「JR弥彦線の弥彦駅」です。
弥彦神社に行く前に、
ちょっと寄り道したのですが、
神社風デザインの駅舎という事は、
ネットで見て知っていたものの
実際に行くと、
他では見られない光景もあって、
もう弥彦駅にぞっこんでした(笑)
彌彦神社へ
新潟市内から車で南下し、
西蒲原郡弥彦村に鎮座する
彌彦神社へ向かいます。
弥彦山が見えてきたので、
助手席の妻に頼んで
撮影してもらったのですが、
思いのほか?(笑)弥彦山が
しっかり撮れていますね!
こちらは途中、
セブンで買い物した時に撮影。
越後平野の先にそびえる弥彦山、
いい光景だ〜!
弥彦山をズームして撮影。
弥彦山の標高は、
東京スカイツリーの高さと同じ634m。
スカイツリーは、「武蔵(むさし)」を
もじって634mにしたようですが、
「裏の理由」(笑)は
彌彦神社の神様を意識したのかも
知れません(勝手な推測)。
弥彦駅
新潟シティホテルを出発し、
道草を食いながら(笑)、
約1時間15分で弥彦駅に到着。
駅前に建つ、
「弥彦まちあるきMAP」
暖かな絵図に癒されます。
駅舎正面。
大きな燈篭もあるし
これはまさに、神社の拝殿ですよ!
拝殿を(笑)斜めから撮影。
手水舎も完備。
「弥彦駅」と刻まれた手水鉢。
もはや「弥彦駅神社」と言っても
いいでしょう(笑)
庇(ひさし)は入母屋破風の豪華版。
駅名板はまるで神社の扁額。
ちなみに、駅名は「弥彦駅」
山の名前も「弥彦山」
ただし、神社名は「彌彦神社」と
新旧漢字の使い分け、
ちょっと大変です(笑)
大正6年の
駅舎建設当時の銘板かと思ったら、
平成25年のリニューアル時のものでした。
それにしても、
この「レトロ感」、素晴らしいですね!
駅舎内部も木目調を使って、
いい感じです。
「越後・弥彦線各駅開業記録」
ここで目に止まったのが、
「礼拝」という駅名、
かなりレアな名前です。
気になってWikipediaで調べたら、
「駅名の由来は近くの
二田物部神社礼拝所から取られた」
このように記されていて、
今でも越後線の現役駅でした。
「弥彦駅のあゆみ」
1917年の建設当時からの駅舎は、
100年以上もそのまま使われています。
待合室の椅子も木目重視。
ホームの屋根や柱も木造。
改札を背にして出口方面へ。
玄関の引き戸には、
「天候が急変します
強風のため閉めて下さい
駅長」の張り紙が。
そんなに急変するんだ・・
今は晴れてるけど・・(汗)
気になる施設
ここで初めて見る施設を発見。
駅舎向かって右側、
翼廊的な場所に配置された
「足洗い場」。
弥彦山の登山客や、
雪が泥道になった時の為のものでしょう。
ちゃんとブラシも完備して、
この優しさ、ホント素晴らしい!
駐輪場。
境内社群の覆屋的なデザイン?
こちらにも癒されました。
最後に駅舎をバックにツーショット。
ここから本物の(笑)
彌彦神社参拝へと向かいます。