山本五十六記念館(長岡市)
語録
山本五十六(やまもと いそろく)は、
数々の素晴らしい言葉を
残していますので、
二つほどあげてみます。
「やってみせて、言って聞かせて、
やらせてみて、ほめてやらねば
人は動かじ」
恐らくこれが、
最も有名なものでしょう。
続きがあるようですが、
ここでは省略します。
もう一つは、
「男は天下を動かし、
女はその男を動かす」
天下を動かすことはない僕でも、
妻のひとことで、
モチベーションが上がり、
動かされまくっていますからね(笑)
実に深〜いお言葉です。
戦後70年経っても
色褪せない珠玉の言葉、
やはり、
山本五十六は偉人と言えるでしょう。
外観
館内は撮影禁止なので、
外観のみの写真です。
エントランス。
改めて写真を見て気づいたのが、
左上のビルの壁に
「越後製菓株式会社」と書かれている事。
実は、ここが高橋英樹のCMで有名な
越後製菓の本社なんですね!
玄関へ。
手前右側に、
何やら案内があるので
読んでみました。
「山本元帥御愛育の名木
「唐楓(とうかえで)」
「この楓は、山本五十六が
鎌倉在住の頃に自ら買い求め、
以後、大切に育てられていたものである。
昭和14年、海軍次官官舎より
青山の自宅に転居する際には、
「その楓は、もとから官舎に
あったものじゃないから持っていこう」
と移しかえたという逸話が残っている。
南青山の旧山本邸は、
都市開発の関係で取り壊されたが、
その際に有志により一旦移植され、
丹念に生育された後、
平成22年秋に山本五十六記念館に
寄贈されたものである。」
立派な幹と素晴らしい枝振ですね!
推定樹齢80年くらいでしょうか?
山本五十六さんが見ていた楓を
ここで見られるとは、
ちょっと感慨深いものがあります。
玄関前の案内。
この界隈には、
復元された山本五十六の生家、
米百俵の碑など、
先人達の足跡が密集しています。
玄関横の書など。
館内
ここからは撮影禁止なので、
写真はなく、薄れてきた記憶を、
パンフレットで思い出してみます(笑)
三つ折りのパンフレット表裏。
少年の頃から死ぬ間際までの、
膨大な数にのぼる達筆な手紙をみて、
改めて、
山本五十六の人となりを
知ることができました。
そして、
やはり僕たちが心を打たれたのは、
「長官搭乗機の左翼」です。
記念館の真ん中に、
まるで墓碑銘のように展示された
物言わぬ翼。
この翼を見ながら五十六さんは
最後を迎えたのかと思うと、
僕も妻も涙すしかありませんでした。
ここに来ることができて、
本当良かった・・。
余談
僕たちが長岡行く20日ほど前、
ミッドウェー海戦で沈んだ
「空母・赤城」の姿が、
81年ぶりに確認されたという
ニュースを見ました。
山本五十六は大佐時代、
赤城の艦長をやっています。
まさか、こんな時期に
赤城の姿が見つかるなんて、
何かの引き合わせでしょう。
ただただ、感動でした・・・。