2018/11/19

久留島武彦記念館(大分県玖珠町)前編

 

奈良の旅がきっかけで大分に

久留島武彦は、

日本のアンデルセンとも呼ばれる

童話作家であり、

児童教育に生涯をかけた人です。

村上水軍の末裔で、

森藩(大分県玖珠町)の

9代の藩主・久留島通容の孫です。

僕は久留島武彦の名を1年半前に

同じ玖珠町を旅した時、知っていました。

しかし、その頃の僕は、

児童教育とかに全く興味は無かったし

久留島武彦という名前さえも

忘れかけていました・・・

そして、その時のブログは機会を逸して、

未だに書けていないのです(汗)

ただ、僕は自分の息子を亡くし、

子供には何が大切なのかを思い、

これからは子供に関わる人生を

送りたいと思い続けていました。

そんな僕が、

再度ここ玖珠町に来られたのは、

間違いなく、

この旅の2週間前に行った

奈良県宇陀市の

八咫烏(やたがらす)神社の導きです。

奈良の旅で、色んな偶然が重なり、

たまたま見つけ、参拝した八咫烏神社。

参拝後に宮司さんのブログを読んで、

久留島武彦が昭和12年に

八咫烏神社に奉納した

「八咫烏の彫刻の写真」の

存在を知りました。

これで、奈良と大分が繋がりました。

宮司さんのブログで、一年半ぶりに見た

「久留島武彦」の文字・・・

そうだ、この人がいた!

子供達と関わる人生を考える今の僕にとって、

この再会を逃す手はありません。

そして、さらなる偶然が、

僕たちが前回玖珠町を訪問した

ひと月ほど後に、

「久留島武彦記念館」が

オープンしていたのです。

まるで、

「さあ、いらしゃい!」

と言わんばかりの出来事にビックリでした。

久留島武彦記念館へ

奈良旅行でお金を使い果たし(笑)

余裕がないのにも関わらず旅をするには、

一にも二にも節約しかありません。

今回は車の旅なので、

その中で一番節約出来るのは

若干燃費が悪くなったとしても

「高速道路を使わない」ことです。

自宅から玖珠町までの往復時間は、

3時間ほど多くかかりますが、

運転頑張りました(笑)

しかし、高速道路を使わなかった事で、

またもや偶然の喜びが出現したのです。

それが、昨日ブログに書いた

嘉麻市の一夜城まつりです。

高速道路を使ったら

全く通らない場所でしたから

運は僕たちに味方しているのでしょう。

嘉麻市を過ぎ、東峰村を通って、

山の中の道を迷いつつ(笑)

玖珠町の三島公園に到着。

ここは森藩、久留島家の庭園の跡が、

公園として整備されています。

その一角に久留島武彦記念館は

出来ていました。

入口横には立派なイチョウの木が

そびえ立っています。

樹齢は200年ほどでしょうか。

根っこの部分が塀に阻まれているので、

これからの成長が気になるところです。

久留島武彦記念館全景。

ネームプレートの文字も

ちょと童話的?ですね。

玄関を入ると左側に券売機があり、

料金は、住んでる場所で違っていて、

町外者は300円、町内者は150円です。

玄関前のウェルカムウォール。

靴を脱いでスリッパに履き替えての入場です。

この時、僕たちの姿を見つけた

20代と見られる女性職員が

近寄ってきて、歓迎の挨拶をされ、

館内の案内もしてくれるというので、

遠慮なくお願いしました。

案内の前に

「お時間はどのくらい大丈夫ですか?」

と親切に聞いてくれたので、

「1時間くらいです」

と答えると、

少しビックリした顔をされたので、

1時間(長い時間)という人は、

あまりいないのかも知れません(笑)

館内は撮影自由と聞いたのですが、

彼女に案内をしてもらっている間は、

話をしっかり聞くため、写真撮影は控え、

案内の後、また一回りして、撮影しました。

それがここに掲載している写真です。

「久留島武彦文化賞」

その受賞者が検索出来るものです。

玄関入ってすぐ左側。

ここで目についたのが、こちらです。

この像、大分自動車道を

福岡から大分側に走ると

同じデザインで巨大なものが

山の中腹に見えるのです。

ずっと「?話の里」って何の事だろうと

思っていたという話を職員さんにしたら

「?」には自分の好きな言葉を

入れてもらおうという趣旨で

設置したのですが、

みんなに理解されなかったので、

今は「?話の里」ではなく、

「童話の里」に書き換えていますとの

お話でした。

なるほど~そうだったのか~(笑)

全国大掌大会の手形。

そんな大会があるとは、

初めて知りました。

久留島武彦の童話集の表紙。

久留島武彦の残した言葉。

僕が気に入ったのが、

「チャンスはハゲおやじ」(笑)

これは、

「チャンスの神様には後ろ髪は無い」

という意味の諺を

子供に分かりやすく伝えるための

言い換えです。

アップルの創始者、

スティーブ・ジョブズの考えと同じ、

「小学一年生でも理解出来る言葉」ですね。

本当に共感します。

カフェコーナー「武彦茶屋」。

ここにあったこの本が気になって

読んでみました。

久留島武彦の童話碑について。

生前に2つ、没後に2つの童話碑が

建立されています。

ここ三島公園の童話碑の下には、

全国の小学校から送られてきた

学校名や名前を筆書きした

4万個の小石が敷き詰められています。

この石を集めた素晴らしい史実を読んで、

僕は下関の

尊攘堂の万骨塔(ばんこつとう)

鹿屋航空基地で見た

天山艦攻雷撃隊の碑

相通づるものを感じました。

たかが石、されど石。

石一つで人の熱い心を感じます・・・

さきほどの武彦茶屋からも

大きな童話碑は見えます。

授乳室。

久留島武彦記念館に関する記事。

「いぬはりこの部屋」

いわゆるキッズルームなんですが、

戌年生まれだった久留島武彦は、

生涯、いぬはりこの絵を沢山描いていて、

そのことからここは、「いぬはりこの部屋」と

名付けられたのでしょう。

おもちゃと一緒に折り紙があります。

ジャクエツ折り紙コンテストの案内。

「越前和紙折紙」。

お~越前和紙とは、

やはり何かのご縁でしょう!

越前和紙に魅せられて、

僕たちは去年、福井県の

越前和紙の里まで行き、

紙の神様、川上御前(岡太大神)を

祀る大瀧神社(岡太神社)

参拝したのですから。

その御利益が現れたというか、

何か越前和紙と関わっていけそうな予感に

ワクワクした僕たちです。

そう言えば、玄関前にもありました。

そして、ここにも折紙は飾ってありましたね。

株式会社ジャクエツと

犬張子の社章についての案内。

子供教育をしようと幼稚園を作り

そこで使う教材を独自に作っていたら

それが本業になったというお話です。

やはり最初に「心ありき」の会社は

素晴らしいですね。

ジャクエツの社員バッチについて。

こちらは、久留島武彦の足跡を

アナログとデジタルで体験出来るスペース。

久留島武彦の歩み年表。

こちらはデジタル年表。

見たい年にタッチすると

その年あった久留島武彦の出来事が、

写真と文章で表示されるスグレモノです。

1936年(昭和11年)は、

こんな出来事。

1949年(昭和24年)の出来事。

クイズもあります。

ちなみに

久留島先生がきらいなものは、

「酒とタバコ」でした。

タバコには大いに共感、

しかし、酒には・・・(笑)

座右の銘は?

確か、「継続は力なり」

だったような(笑)

充実しまくった館内なので、

一度には書ききれません。

次回後編に続きます。

 

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