満福寺(鎌倉市腰越)前編

 

行基菩薩とのご縁

今年7月、奈良県に行き、

行基菩薩が関わったお寺

お墓銅像などを巡り、

「行基さんが創建した」とされる

お寺が全国にある事を知りましたが、

今回の旅で、

源義経ゆかりの満福寺を

参拝してみると、

こちらも創建は行基さんだったのです。

パンフレットのキャッチフレーズは、

「あの菩薩と呼ばれた行基が造った寺」。

もちろん、義経が、

兄頼朝に宛てて書き、

許しを乞うた「腰越状」の事も

簡潔なキャッチコピーを使い、

分かりやすく紹介されています。

パンフレットの反対面。

略縁起には、

「天平十六年(744)、

聖武天皇の勅令で

行基が建立した寺と

伝えられています。」

このようにあり、

続いて、

義経の腰越状の

下書きをしたと言われる

弁慶ゆかりの「もの」の

紹介などが書かれています。

満福寺へ

腰越で巡ったのは、

下記の案内の黄色で囲った4箇所です。

江ノ電の腰越駅から徒歩で、

小動神社、腰越漁港、

浄泉寺とめぐり、満福寺へ。

満福寺の参道入口。

江ノ電の線路を渡ると同時に

石段があります。

遮断器が降りるとこんな感じ。

もう江ノ電とお寺が、

一体化していますね(笑)

境内散策

ここからは石段。

山門へ。

「文学案内板 源義経と腰越」

義経の栄光と悲劇のストーリーが、

簡潔に案内されています。

山門。

昭和十六年に建てられた石碑。

義経が逗留した事、

弁慶が書いたといわれる

腰越状の下書きの存在などが、

書かれています。

本堂。

この時、9時ちょっと前。

住職さんはじめ、檀家の方々が

境内の掃除をされている最中でしたが、

住職さんから

「どうぞお入りください」と

お声がけをいただきました。

但し、恐縮なので、

中に入るのは後にして、

まずは境内の散策を開始。

住職さんの優しいお言葉、

心から感謝です!

「義経 腰越状」の石像。

弁慶が書いたと言われるものが、

完璧に再現されていますね!

鐘楼の向こう側、左右には

お地蔵様たちが大勢いらしゃいます。

まずは左側のお地蔵様に参拝。

 

 

右側のお地蔵様にも参拝。

笛供養の石碑と弘法大師像。

笛を吹く山伏の姿が、

なかなかリアルでカッコいいですね。

「相模廿一ヶ所 第十五番

弘法大師。」

やはり、ここは

弘法大師さんのお寺でもあります。

ここで、

そろそろ9時過ぎたので、本堂内へ。

(後編に続く)

 

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