輪王寺・大猷院(日光市)後編

 

大黒山

大猷院たいゆういんは、日光山内の

「大黒山」という山を

切り拓いて建てられています。

なぜ大黒山という名前なのかは、

分かりませんが、

僕は、「大黒様」からの由来だと

勝手に推定しています(笑)

大黒様は大国主命おおくにぬしのみことのことであり、

別名を大己貴命おおなむちのみことと言います。

その大己貴命を主祭神としているのが、

大猷院のすぐお隣に鎮座する

日光二荒山神社なのです。

大黒様もきっと家光さんを

近くから見守っているのでしょう!

唐門

仁王門二天門、夜叉門をくぐり

ついに本殿前の唐門に到着。

この静寂、心に沁みますね〜・・

実は、ここ

外国人観光客の方にも人気のようで、

人がいない写真を撮るのには、

少しだけ「忍耐」が必要でした(笑)

唐門向かって右側の風景。

背後の石垣のさらに上の木立の中に、

家光さんのお墓はあります。

(一般の参拝者は行けません)

左側の風景。

「唐門」。

案内を書き出すと

以下になります。

「唐門とは、中国風の門という意味です。

総金箔造りで、

軒下には丹頂鶴、白龍が、玉垣には、

たくさんの鳩、左右の壁には秋の七草が、

彫刻されています。

門前にある左右の大きな灯籠は、

徳川御三家

(紀州・水戸・尾張)からの献上品です。」

本殿前に灯篭を奉納できたのが、

御三家のみという事でしょう。

夜叉門下の灯籠が10万石以上の

大名だったことを考えると、

ここは超特別な場所なんですね。

唐門と拝殿。

石段を登って拝殿へ。

拝殿・間の間・本殿

ここからはまた別世界!

まるで彼岸(あの世)への道・・・

いや、

あの世はまだ早い(笑)ので

天上界というのでしょうか?

気分が高揚してきます。

目が眩む〜!

「本殿・相の間・拝殿」

案内は以下になります。

「大猷院の中心となる建物で、

国宝に指定されています。

ここでは月に一度、法要が行われます。

特に家光公の御命日に当たる

4月20日の法要は大きなものです。

手前から拝殿・相の間・本殿と、

3つの部屋の並ぶ造りを

「権現造り」と言います。

たくさんの金箔が使われていることから、

別名を「金閣殿」と呼ばれています。」

この後、拝殿にて参拝。

(拝殿内は撮影できません)

拝殿から本殿へ。

左が拝殿、真ん中が相の間、右が本殿。

本殿に参拝。

本殿側から拝殿を望む。

そして、

この時妻が雄叫びを!

「あれ、見て!!」

本殿上空の雲が、

薄く二筋出ています!

飛行機雲でもないし、

なんか神聖な光景です。

真横から見ると

薄い雲は三層のミルフィーユ状態です。

3というのは妻のラッキーナンバー。

そう言えば、

家光さんも「三代将軍」で「3」。

3繋がりに、

勝手に嬉しくなった僕たち、

何でも都合の良い方向に考えるのが

特技です(笑)

皇嘉門

お墓への最後の門、皇嘉門へ。

皇嘉門手前の本殿玉垣の門。

仁王門から数えて5つ目、

皇嘉門を入れると、

墓所までは6つの門が

しつらえられているという事になります。

皇嘉門。

「皇嘉門」

案内は以下になります。

「家光公御廟への入口の門です。

中国明朝建築の竜宮造りで、

別名を「竜宮門」と呼ばれています。

この門の先に、

家光公のお墓所があります。

「皇嘉門」の名は

京都大内裏外郭十二門から取られ、

朝廷より賜ったものです。

お墓所は非公開です。」

ここから改めてお参り。

これにて大猷院訪問は完了し、

後はイベント一つ残すのみ。

それは、こちら・・・

唐門前でツーショット(笑)

家光さん、

たくさんの感動をいただき、

ありがとうございました!

(続く)

 

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