月隈神社(大分県日田市)

 

神様と武士

最近、神社に参拝するたびに、

「神は人の敬によりて威を増し

人は神の徳によりて運を添う」

という、

鎌倉時代、北条泰時が定めた

御成敗式目(貞永式目)の

言葉を思い出します。

瀧宮神社のブログなど、

過去何回か書きましたが、

教科書では教えない(多分)

御成敗式目の第一条の

冒頭部分に書かれているもので、

北条泰時がいちばん重要と

考え、伝えたかった事でしょう。

神様と武士の関係は、神と人の関係。

権力者が崇敬すれば、

社殿も綺麗に保たれ、神は繁栄出来、

また権力者も繁栄出来る、

しいては庶民もあやかれて、

万事まるく治まるというわけですね。

余談ですが、

再来年の大河ドラマは、

北条泰時の父、

北条義時が主人公で、

主演は小栗旬です。

小栗旬と言えば、「信長協奏曲」と

霜降り明星の粗品を思い出します(笑)

月隈神社へ

永山城の本丸下に鎮座するのが、

月隈神社です。

本丸石垣から俯瞰した神社全景がこちら。

復興なった永山城石垣。

この手前左側にあるのが、

神社への石段です。

このあたりから

「正一位権九郎

稲荷大明神」の幟で、

「月隈神社」は稲荷神社の

名前は冠していないものの

まさに稲荷神社の雰囲気満載です。

御由緒。

「大宮賣神他六柱」

女神である

大宮賣神(おおみやめのかみ)は、

京都の伏見稲荷大社でも

宇迦之御魂大神の配神として、

本殿に祭られている神様なので、

ここは稲荷神社として

崇敬されているのでしょう。

稲荷神社の神使である狐ではなく、

ノーマルな狛犬と赤くない鳥居(笑)

鳥居手前の石狛犬。

吽形。

鳥居をくぐった先の狛犬。

吽形。

拝殿はピンクを貴重とした、

可愛らしい雰囲気です。

参拝。

ここで、目の入って来るのが、

こちら。

絵と色んな言葉が書かれた川石。

そのデザインには、猫、顔と共に

お坊様も描かれています。

「小さいけれど石(意志)が

固いので、がんばって招きます」

これを見てるだけで、

心癒されてしまい、

思わず授与していただく事に決定(笑)

素敵な作品ばかりでしたが、

僕たちが選んだのはこれ。

「喜」です。

拝殿内。

中に入れるようでしたので、

拝見させていただきます。

天井絵は龍。

三つの神額。

新しく見えますが、

「文政五年(1822年)」の

文字も入っていて、

古いものを

修復したのかも知れません。

側面に配置された神額。

こちらは明らかに古いものでしょう。

反対側の側面には、

さらに古そうな神額。

拝殿左側から本殿へ。

本殿。

本殿真後ろ。

ツーショットで参拝完了。

心に染み入るもの

月隈神社に参拝して感じたのは、

「歓迎されている」

「迎えられている」

「おもてなしをされている」

そんな気持ちです。

何がそんな気持ちにさせるのか?

それは、豪華な社殿でもなく、

見所の多さでもなく、

「月隈神社を崇敬する人々の心」

に触れられたからでしょう。

新しい社殿になっても

古い神額を大切に飾るとか、

川の小石を使ってのおもてなしとか。

誰もいない境内なのに、

ここでは、神様の身近な存在と

人々の息吹が感じられるのです。

熊本地震で倒壊するも修復成った

鳥居や石灯籠も含め、

僕達にとって、

忘れられない神社になりました。

 

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