艮神社(2018年初詣の旅)(広島県福山市)

 

艮(うしとら)

2年前、尾道の艮神社に参拝したとき、

福山にも同じ名前の神社があることを知り、

いつか行ってみたいと思っていたのが

今回現実となりました。

福山には他にもいくつかの「艮神社」があり

この地方特有の名前なのかも知れません。

艮とは北東の事で、鬼門とされている方角。

福山城の鬼門である北東に艮神社は鎮座して

お城を守って来たのです。

艮神社へ

福山八幡宮から歩いて5分、

参道の入口に到着です。

艮神社の石柱の足元の花キャベツが

無機質な石に寄り添って、

なんとも癒される光景です!

参道の燈籠は日没から4時間

点灯されるそうなので、

夜の雰囲気も素敵なんでしょうね。

階段前の社叢。

左は拝殿前までの車道ですが、

正月は通行止めになっています。

手水鉢はかなり歴史があるようです。

石で出来た両部(りょうぶ)鳥居は

かなり珍しいですね!

ん?

どこかで石製の両部鳥居を見たような…

そうです!熊本県人吉市鎮座の

岩屋熊野座神社の参道入口にあった

国指定重要文化財の石鳥居です。

こちらがその両部鳥居。

これは1701年に

寄進されたものですが、

艮神社の鳥居も1716年建立と

書いてありますから

国指定重要文化財になっても

良さそうなものです。

光沢ある緑色の注連縄と

黒に金文字の神額がとても精悍で

カッコいいですね!

石段を登り切ると

本殿がある境内です。

随神門。

お正月だけなのかも知れませんが、

扉が開けられて直接ご挨拶できました。

左大臣(多分)にもご挨拶。

鏡餅までお供えしてあり

随神様もさぞかし正月気分な事でしょう(笑)

随神門の裏側には狛犬がいます。

しかも扉は開いている!

金の神門狛犬!

銀の神門狛犬。

こんな金銀狛犬は初めて見ました。

少し前の写真だと随神も狛犬も

現在のものとは違うものでした。

最近になって取り替えられたのでしょう。

左は神饌殿、真ん中が拝殿、右は神楽殿。

こんな脇を固めた?造りは初めてみました!

まるで水戸黄門と助さん格さんみたい(笑)

参拝者がいない一瞬を狙って撮影。

参拝。

参拝後、あみくじを引きました。

妻は末吉。

僕は大吉!!

この裏に書かれた神の教が

また素晴らしいお言葉なんです!

このブログを書いている1月17日現在、

この神の教を読むと、

本当に深〜い意味を感じます。

「今日は唯今日の事を、面白く楽しく」

「禍も転じて幸となる」

心に染みるお言葉、神様ありがとう!

おみくじを引いたら、今度は境内を散策。

何か形が気になる松の木。

右が神饌殿、左が本殿。

須佐之男命(すさのおのみこと)

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

この二柱の神様を祀っているので

本殿の屋根は二つが繋がったような構造で、

これもかなり珍しい形ですね。

そして、神様の名前表記が、

「古事記」表記というのも

日本書紀表記の神社が多い中、

珍しいものかも知れません。

何だか、珍しいのオンパレードな

艮神社でした(笑)

本殿脇の境内社にも参拝。

ツーショットも忘れず(笑)

御朱印もいただきました。

そして、

今年のお札はここ艮神社で

授与してもらい

今年の鬼門封じはこれで完璧です(笑)

色んな珍しい物に出会え、

素敵なおみくじのお言葉を貰えた

艮神社の参拝はこれで完了です。

 

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