蟻通神社(和歌山県かつらぎ町)

 

さっさと旅程変更(笑)

高野山の徳川家霊台では、

前代未聞の大雨に歓迎され(笑)、

その後も、雨は止む気配は無く

高野山での他所の散策は取り止め、

まずは山を降りる事に。

執着心を捨てて(笑)

さっさと旅程変更するのは、

旅を楽しむ大きなポイント。

過去の旅での旅程変更は、

高松城高屋神社出雲大社など、

全て、「吉」どころか「大吉」と

出ていますから、

今回も密かに「大吉」狙いなのは、

言うまでもありません(笑)

遅い昼食

早朝から10時間以上

何も食べず高野山・奥之院

金剛峯寺、徳川家霊台と巡り、

ようやく昼食にありついたのは、

午後3時過ぎでした(汗)

金剛峯寺に参拝前、

満員で諦めたうどん屋へ。

時間が時間だけに

店内はガラガラ(笑)

高野豆腐が入った珍しいきつねうどん。

お腹に染み入る美味しさでした!

通りすがりの神社

高野山から下った場所で見つけたのが、

蟻通(ありとおし)神社です。

珍しい名前の神社ですが、

以前、神社検定のテキストで知った、

奈良県の丹生川上神社上社が、

昔は「蟻通神社」という

名前だった事を思い出し、

なにかご縁を感じ、

引き寄せられたような気がします。

蟻通神社は高野山の麓、

かつらぎ町に鎮座しています。

御由緒。

「天武天皇白鳳二年(西暦637)

唐の髙宗が日本国の知恵を試さんと

七曲りの玉を献じこれに糸を通せと

難題を掛けてきた。

そこへ一人の翁が現れ

山蟻の腰に糸を結んで

これを玉に入れ

一方の出口に蜂蜜を塗った。

蟻は密の香りに慕って

七曲りの玉を通り抜け、

見事糸を通すことが出来た。

翁に名を問うと、

「七曲にまがれる玉の緒を貫きて

蟻通しとは誰か知らずや」

と一首歌を詠んで

消え去ったと伝わっている。

依って神人ならんとこの年神号を

蟻通と賜り志冨田(渋田)荘の

氏神として崇め祀る。

以来、知恵の神様として崇敬され

入試入学就職時など

近郷近在より参詣祈願者が

多く後を断たない。」

このように書かれています。

丹生川上神社上社の

「吉野離宮への天皇の行幸が

蟻の行列のように見えた」という

「蟻通」の由来とは違いますが、

こちらの由来は、

唯一無二といっても良いくらい、

かなりレアものですね!

拝殿。

伊太祁曽神社もそうでしたが、

和歌山県にはこのような

廻廊的な造りの拝殿が

多く見受けられるようです。

奥へ。

まずは右側の手水舎へ。

清潔感溢れる手水鉢は、

アルコール消毒液付きです。

石段下からも参拝出来ますが、

僕達は本殿前まで登ってみます。

本殿へ。

参拝。

狛犬

ここでの注目は巨大な狛犬です。

案内を抜粋・要約すると

「続、紀伊風土記によると

澁田の荘 蟻通神社の狛犬は

牡狛犬一基であって、

雌狛犬は、四邑川の三重の

滝壺にありと記されている。

平成八年正遷宮に当たり、

新しく玉獅子を迎え一対とした。」

このようになり、

狛犬の下を小児がくぐれば

頭が良くなるそうです。

僕らはもう手遅れなので、

くぐっていません(笑)

境内社

ますは、平和宮へ。

御祭神はわかりませんが、

平和を祈念する神様でしょう。

参拝。

次に、蟻通戎神社へ。

御祭神は、

事代主神か蛭子(ヒルコ)神の

どちらかでしょうが、

本殿右側の像を見て判明しました!

釣り竿を持ったエビス様、

大国主命の弟神、

事代主神ですね。

最後にツーショットで参拝完了。

今日の癒やし

蟻通神社本殿階段下の

参拝所横で見つけたのは、

蟻ならぬカエル(笑)

赤いのでアカガエルでしょうか?

カエルの事は良くわかりませんが、

何となく、

神使のようなオーラを放っているカエルに

僕も妻もしばし癒やされました・・。

 

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