老松天満宮「トーク&座談会」/本編

 

兵庫町

江戸時代初期、

利水・治水事業において、

数多くの偉業を成し遂げ、

「治水の神様」と称される、

佐賀藩士、成富兵庫茂安なりとみひょうごしげやす。

この方の名を由来とした

「佐賀市兵庫町」に鎮座する

老松天満宮の境内の一角には、

そんな「水」に関する

珍しいものがあります。

7年前、初めて訪問した時に

大いに気になりながらも、

「謎」のままで終わっていましたが、

この7月の再訪時、

僕を招聘してくださったM様たちより

「これは地域の水の境界線を表すもので、

田んぼにあったものが、

ここに移設されています」

このように説明を受け、

長年の謎は氷解したのです(笑)

以前から石井樋いしいび公園など

茂安さんの痕跡を辿って来た僕たちは、

昨年(令和7年)7月、

佐賀市「本行寺」にある

茂安さんのお墓にお参りしました。

今回、老松天満宮とのご縁をたまわり、

兵庫町でお話する機会を頂けたことは、

茂安さんと「水の境界線」の

引き寄せかも知れません・・・

トーク

ここからは「トーク&座談会」の

「トーク」の部分です。

会場となる拝殿。

ポスター。

以下、一部を抜粋します。

「先人が守り続けてきた、

歴史と由緒ある老松天満宮。

この地区の誇りである神社を、

地域の氏子にあたる皆様方に

その価値を認識していただき、

地域住民の交流の場となることを願って

この「トーク&座談会」を

開催いたします。」

確かに、

価値を認識することが、

その次へ繋がるものでしょうから、

まずは「知ってもらう事」が

大切になってくると思います。

司会進行役K様からの紹介で、

老松天満宮を兼務社とされている

肥前国総座・金刀比羅神社の

古川宮司のお話が始まりました。

宮司になったきっかけが

社家を継ぐ予定だったお兄様の

突然の他界だったというお話から始まり、

そこから宮司になる道筋や、

老松天満宮への思いなど、

実に含蓄の深いもので、

出番を待つ身ながらも、

一参加者として、

大いに聞き入っておりました。

そして、

20分ほどして、

僕の出番が回って来たのです。

まずはご挨拶。

「佐賀の八賢人おもてなし隊」のパンフで、

僕たち夫婦が、佐賀にぞっこんに

なったたきっかけを話す僕。

できるだけ分かりやすく

理解してもらう為、

文字と、写真パネルを使っています。

前半は、

一層の誇りある佐賀を体感してもらうため、

「実は全国区な佐賀県」として、

北海道・札幌を作った男、島義勇と

初代法務卿、江藤新平を例に挙げ、

お話しさせていただきました。

北海道神宮に建つ島義勇の銅像。

北海道神宮の六花亭で大人気のお菓子、

「判官さま(島義勇の事)」の包みには、

島義勇が佐賀出身である事が

明記され、日本地図には、

佐賀県の場所も示されており、

佐賀の人が札幌に行くと、

きっとめっちゃ親近感を

持ってもらえますよというお話に、

実際に札幌に行かれて

判官さまを食された事のある

参加者の一人は、

大いに頷かれていました!

兵庫県神戸市の湊川神社。

湊川神社で最も神聖な場所、

楠木正成殉節の地で、

神職さんが一番に話されたのが、

江藤新平が奉納した燈籠や

その他、「義祭同盟」の

大隈重信、大木喬任奉納の

燈籠の事などで、

兵庫で佐賀を体験できた事に

とても感動したお話をしたのですが、

今考えると、

「兵庫県」と「兵庫町」、

その由来は違えど、

なんかご縁がありますね!

ちなみに兵庫県の「兵庫」は、

「武器庫」の事だそうです(笑)

「江藤新平」の文字を出すのが、

後になってしまった・・(汗)

後半は「神社の復興」と題し、

僕たちの氏神様「古賀神社」を例に、

お話をさせていただきました。

24年前の同じ午年(平成14年)、

御社殿全焼からの復興です。

内容の全部は紹介しきれませんが、

その一部を妻が撮った写真と共に

振り返ってみます。

復興のキーワードはこれ!

自分を信じ、

持てるリソースを最大限活かして、

繁栄に繋げていくという意味で、

不屈の闘志で戦った、

楠木正成の言葉です。

真剣に聞いている皆様。

御朱印など。

御朱印のおまけ「三葉の松」について。

ハートの手水鉢の紹介。

実は「葵」の葉っぱです(笑)

「持てるリソースを最大限活かした」

一例の集大成として、

最後に「放置された土俵」と題し、

ご紹介しました。

長年放置されていた土俵を更地にし、

そこに温室(稽古場)を作り、

相撲部屋の誘致に成功したというお話です。

九州場所では幟が立ち並び、

華やかさが増すという場面ですが、

御社殿全焼から24年、

やはり復興というのは、

長〜い目で見ながら、

コツコツと常に新しいものを

絶え間なく模索するものでしょうと

締めくくっております。

そして、最後に佐賀の話題を一つ。

昨年行って感動した、

吉野ヶ里公園でのライトアップです。

ここでのイルミは、

近付いて見ると、

LEDとかの最先端のものではなく、

「100均のキャンドル」(多分)の

集まりだったという事と、

準備もボランティアの方々で、

やっていることを紹介。

これもまさに

「持てるものの活用」だというお話です。

参加者の中に、

このライトアップに行ったと

はしゃいでいる子供さんがいたのは、

僕にとって有難い限りでした!

反応って気になりますからね(笑)

僕のお話しが、

役に立ったかどうかは未知数ですが、

何かのヒントにでもなれば、

嬉しいな〜!

座談会

宮司さんと僕が、

参加者からのご質問にお答えしたり、

老松神社の思い出などをお聞きする場で、

実に有意義な時間でした。

座談会スタート。

質問にお答えする僕。

参加者からの質問。

和やかに質問者とのやりとり中。

10日も経過すると

何を話したのか、

忘れています(汗)

何かしら熱を込めて話す僕(笑)

記憶は蘇らず(笑)

でも真剣にお答えしていたのは、

間違いないでしょう!

天井絵について、

参加者から

劣化が激しいが、

これをどうするのかという

ご質問がありました。

老松天満宮には、

崇敬者が奉納した古い天井絵が、

たくさん残っているのですよ!

これはまさしく

「リソース」の最たるものでしょう。

ここでは「守る会」のM様から

一枚一枚写真を撮って、

デジタル化して残すという

ご説明がありました。

1時間30分という

「トーク&座談会」でしたが、

あっという間に終わった気がするのは、

それだけ内容が

濃かったという事でしょう!

ここに僕を呼んでくださった

守る会のM様、T様、

司会のK様、

金刀比羅神社の古川宮司、

準備をしてくださった多くの方々、

ご参加者の皆様、

そして、

今回のゲスト出演にあたって、

文字を書いてくれた妻に

心から感謝しております。

帰りがけに撮っていただいた

ポスター横でのツーショット。

ここに参加させていただいた事、

素晴らしい思い出になっています!

 

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