豊橋海軍航空隊老津送信所跡
妻の呟き
豊橋海軍航空隊老津送信所跡は、
第二次世界大戦末期に造られた、
コンクリートで出来た地下壕で、
全く観光地化はされていなく、
藪の中に佇む真っ暗な壕内には、
照明設備などもないという代物です(笑)
そんな地下壕への訪問は、
僕の甘い見立てで時間が押してしまい、
止むなく見学を諦め、
旅の最終目的地、
豊橋海軍工廠平和公園へ
直接行くルートに変えたのです。
豊橋海軍工廠平和公園で参加予定の
ガイドツアーは、13時30から。
地下壕へ向かっている時は、
既に12時半近くと
もはや猶予はないと思い、
地下壕はパスしようと
妻に話したのですが、
途中妻が、
「やっぱり地下壕行きたい・・」
そう呟いたので、
一度車を止めて、確認すると、
14時30分から最終の
ガイドツアーがある事が判明!
いつものように僕の適当さで、
危うく貴重な体験を逃す所でしたが、
妻の強い要望が、
その窮地を救ってくれ、
結果、
無事地下壕訪問となったこと、
妻には感謝しかありません!
祥雲寺〜送信所地下壕へ
豊橋海軍航空隊老津送信所跡と書くのは、
長すぎるので、
ここからは「地下壕」とします。

駐車させていただいた祥雲寺を出発。

目的地までは3分ほど。

Y字路を左へ行くとすぐに
地下壕が眠る竹薮が見えてきます。

薮の中への入口を探すと・・・

お〜あった〜!

手書きの案内を作った人、
本当にありがとう!

コンクリの壕が見えてきました!
縦横に張り巡らされた、
竹の「トラップ」は、
足元注意どころか、
全方位に注意が必要です(笑)
地下壕内探検
到着したという達成感に包まれつつ、
まずは地下壕探検へ。

壁のコンクリを削り、
穴を開けて散策用の出入口としています。

手作りの案内。
写真を見ると2010年頃は
立入できなかったようですね・・
それが今は入れるなんて、
普通は逆パターンが多い中、
僕たちはラッキーです(笑)

ここで懐中電灯という名の秘密兵器登場!
スマホのライトでは光が弱く、
しかも、
撮影に支障をきたしますしね。
懐中電灯だけを頼りに敢行した
「暗闇探検の旅」、
今でも強烈な残像を残してくれています。

これは凄い!
秘密兵器の威力は絶大だ〜(笑)

縦位置でも撮影。
天井の穴から外の緑が見えています。
空気孔かな?

壁を見ると碍子が残っていますね!
送電線の引き込み?
だったのでしょうか・

80年以上前の碍子、
貴重なものが見られて感動ですよ!

こちらは発電機の台座でしょうか・・
それとも通信機器の台座?
推測するしかありませんが、
こんなものも見られるとは、
地下壕探検楽し過ぎです!

2つ目の部屋へ行くには、
一昨日までの雨で出来たであろう
この「大きな水溜まり」を
突破しなければなりません。
妻は心にもなく
「ここで良いよ」なんて言いましたが、
とにかく行くしかないと、
まずは僕が強行突破、
その後妻も続き、
無事水溜まりを通過。

2つ目の部屋には
当時は入口であったであろう所から
大量の土砂が流れ込んでいます。

ここを軍人さんが
行き来していたのか・・・

3つ目の部屋に到着するや、
コウモリさん達が、
奥に逃げて行きました(笑)

奥の天井に2匹います。
そして、
天井の穴を見上げると
外の竹藪が見えています。

ここも通気孔なのかな?

さらに首を伸ばして(笑)

妻の腕でコンクリの厚みを確認。
50cm位はありそうですが、
米軍の猛爆撃に耐えられるものかは、
よくわかりません。

回れ右して帰路へ。

1つ目の部屋の「大水溜まり」も
今度は難なく通過。
慣れって恐ろしい?(笑)

出口に到着。

ミッションを無事完了して大喜びの妻。
地下壕外部
内部の次は外部へ。

正面右側に回ると・・・

親切にも脚立が準備され、
コンクリ建物の上に登れるのです!

地下壕の上を歩く僕たち。

内部から見えた「穴」もありますね!

覗いてみましたが、
中は真っ暗・・当たり前か(笑)

地下壕上でツーショット完了。
豊橋海軍航空隊老津送信所跡は、
当時の人々が必死になって
日本を守り抜こうとした証・・・
末永く語り継がれて欲しいものです。